Raspberry Piでイーサネットコンバータ&samba構築
DroboFS(NAS)が有線LANしか接続方法が無いため設置場所が限られていた問題をRaspberry Piを使って解決させました。
ルーター = [無線] = Raspberry Pi = [有線] = DroboFS(NAS)
でDroboFS ( NAS )にルーター側のPCから接続できるようになりましたという話の手順になります。
使用機器
- Raspberry Pi 3 Model B+
- DroboFS ( NAS )
ネットワーク環境
192.168.1.x
- ルーター(gateway) 192.168.1.1
- PC (dhcpからip取得) 192.168.1.x
- Raspberry Pi wlan0 192.168.1.110(dhcpで固定)
192.168.2.x
- Raspberry Pi eth0 192.168.2.1
- NAS ( DroboFS ) 192.168.2.100(NAS側でip固定)
1. 準備
2. Raspberry Pi を イーサネットコンバータ にする
・Raspberry Pi 3 を イーサネットコンバータにする
3. NAS を マウント させる
4. マウントした領域を共有 ( samba )
Raspberry Pi 関連
・Raspberry Pi 3 を SSH接続できるようにする
・Raspberry Pi 3 GUI から CUI に変更
最後に
ここまで来るのに3日ほど時間を要しましたが構築してみて大変便利になりました。
テレビ周りをスッキリとさせたかったというのが一番の目的でRaspberry Piを使うことでNASがクローゼットの中で動作させることが可能になり、音も気にならなくなり、場所もとらなくなりで大満足です。
今回どうしても外せなかった条件
- ルーターとNASを有線で接続させない
- 電源が確保できる場所であればどこでも設置可能とする
- どこからでもアクセス可能なNASにする
- NASからもインターネットを可能とする
上記をすべて達成しています。
無線対応のNASを買えばよいのですがDroboFSがとても気に入っているので今回の方法を取らざるを得ない状態でした。
こだわりがない場合はRaspberry Piに外付けUSBのHDDをとりつけマウントさせてしまえばNAS自体を構築することも可能なので環境に応じて設定をお楽しみください。