実施環境
Xbox Game Bar 5.823.1271.0
0. 概要
以前、 Windows におけるスクリーンショットの撮り方を紹介しました。
ここで紹介したのは「静止画」の撮り方ですが、場合によっては「動画」を撮りたい場合があるかもしれません。
無論、 Windows の画面を動画撮影するアプリはいくつもありますが、実はそのような外部アプリを使用しなくても Windows に最初から入っているアプリで動画を撮ることができたりします。
そのアプリが今回紹介する XBoxGameBar です。
これは本来 PC でゲームをする際に、使用するチャットやパフォーマンス管理などの機能をウィジェットとして管理するものですが、その機能の1つに画面録画機能があります。
今回はその機能を使用して Windows 画面を動画として撮影してみます。
1. 基本的な使い方
XBoxGameBar の撮影範囲は基本的に画面全体ではなく、アプリのウィンドウに依存します。
今回は Windows の電卓アプリのウィンドウを撮影してみましょう。
電卓アプリのウィンドウをアクティブにした状態で、 Windows キーと G キーを同時に押します。
すると、画面上に以下のように複数のウィジェットが表示されます。
画面を録画するためのウィジェットは設定を変えてなければデフォルトで表示されているはずです。
今回だと左上に表示されている「キャプチャ」というタイトルのウィジェットがそうです。
録画を開始するには、このウィジェットの「●」ボタンを押します。
録画が正常に開始されれば、以下のようなウィジェットが出てくるはずです。
この状態で、録画中のアプリを操作します。
録画を終わる場合は、先ほどのウィジェットの「■」ボタンを押します。
以下のようなメッセージが出れば、録画は完了です。
録画したファイルは、 mp4 形式で保存されます。
2. 録画ファイルの保存場所
録画ファイルの保存場所は、 Windows の設定画面から「ゲーム」⇒「キャプチャ」⇒「キャプチャの場所」で確認することができます。
基本的には「ビデオ」の下の「 Captures 」フォルダに保存されることになります。
このフォルダを別の場所に移動すると、保存先はその移動後のフォルダの場所になります。
3. 静止画の撮影
「キャプチャ」ウィジェットのカメラマークのボタンを押せば、静止画(スクリーンショット)の撮影も可能です。
保存場所は動画と同じです。 png 形式で保存されます。
録画と一緒にスクリーンショットも撮りたいなら、この機能を使用すれば撮影できます。
ただ、録画など必要なく単にスクリーンショットを撮りたいだけなら、他にもっと簡単な方法がいくつもあるのでそちらを使用したほうがよいです。













