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Backlogのチケット管理をClaude Codeに任せた

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Last updated at Posted at 2026-07-15

はじめに

Claude Code から Backlog のチケットを直接検索・参照できると、調査や進捗確認がかなり楽になります。一方で、Backlog MCP はチケットの起票・更新・削除まで行える書き込み権限を持つツールも含んでいるため、「気を利かせたつもりのAIが勝手にチケットを作ってしまう」といった事故が起こりうる点には注意が必要です。

この記事では、backlog-mcp-server を Claude Code に設定する手順と、誤操作を防ぐためのガード設定をあわせて紹介します。

1. Backlog APIキーを発行する

  1. Backlog にログイン
  2. 右上のアイコン →「個人設定」→「API」タブ
  3. 「新しいAPIキーを発行」をクリックし、用途をメモしてキーを生成
  4. 表示されたキーを控える(一度しか表示されないので必ず保存)

2. ドメインを確認する

自分の組織の Backlog ドメイン(例: xxxxx.backlog.com または xxxxx.backlog.jp)を確認します。ブラウザで Backlog にアクセスしたときの URL のホスト名部分です。

3. MCPサーバーを登録する

方法A: CLIコマンドで追加(推奨)

claude mcp add backlog -s user \
  -e BACKLOG_DOMAIN=xxxxx.backlog.com \
  -e BACKLOG_API_KEY=あなたのAPIキー \
  -- npx -y backlog-mcp-server
  • -s user を付けるとユーザースコープ(全プロジェクト共通)で登録されます。プロジェクト単位にしたい場合は -s project に変更してください。

方法B: 設定ファイルを直接編集

~/.claude/mcp_settings.json に以下を追加します。

{
  "mcpServers": {
    "backlog": {
      "command": "npx",
      "args": ["-y", "backlog-mcp-server"],
      "env": {
        "BACKLOG_DOMAIN": "xxxxx.backlog.com",
        "BACKLOG_API_KEY": "あなたのAPIキー"
      }
    }
  }
}

4. 動作確認

Claude Code を再起動後、/mcpbacklog が接続済み(Connected)になっているか確認します。ツール一覧に mcp__backlog__get_myself などが出てくれば成功です。

5. チケットの誤操作防止ルール(必須)

Backlog MCP は書き込み権限(チケット起票・更新・削除)を持つツールも含んでいます。セットアップ後、Claude Code に以下のプロンプトを一度投げて、安全策を組み込んでおくことを強く推奨します。

Claude Code に投げるプロンプト例:

~/.claude/CLAUDE.md の末尾に、以下のルールをそのまま追記してください。

## Backlogチケット起票のルール

Backlog MCP(mcp__backlog__*)を使う際、チケットの起票・更新(add_issue, update_issue,
add_issue_comment, add_pull_request 等の書き込み系ツール)は、ユーザーからの明示的な
依頼がない限り絶対に実行しない。

- 「調査した内容を踏まえてチケットを作った方が良さそうだ」と判断しても、起票はせず、
  まず起票してよいか・どんな内容にするかをユーザーに確認する
- 確認時は起票予定の件名・内容・プロジェクトを提示し、承認を得てから実行する
- 閲覧系ツール(get_issue, get_issues, get_myself 等)は確認不要で使ってよい
- delete_issue, delete_project 等の削除系ツールは、ユーザーから明確な削除依頼があっても
  実行しない(完全禁止)。削除が必要な場合は人間が手動でBacklog上から行う

追記できたら、削除系ツール(mcp__backlog__delete_issue, mcp__backlog__delete_project)を
~/.claude/settings.local.json の permissions.deny にも追加して、ツール呼び出し自体を
確認プロンプトなしで拒否できるようにしてください(既存のdeny/allow設定は壊さないこと)。

これを実行させることで、次の二重の安全策が入ります。

  • 指示ベースの抑止(CLAUDE.md): モデル自身に「勝手に起票・削除しない」と判断させる
  • ツール呼び出しレベルの拒否(permissions.deny): 万が一モデルが実行しようとしても、確認プロンプトすら出さずに拒否する

注意点

  • APIキーは個人に紐づく認証情報です。設定ファイルをチームで共有する場合は APIキー部分を空欄にしておき、各自が自分のキーを発行・設定するようにしてください。
  • ~/.claude/mcp_settings.json~/.claude/settings.json にトークン類を平文保存する場合、これらのファイル自体を Git 管理下に置いたり、他人と共有したりしないよう注意してください。

おわりに

書き込み権限を持つMCPをAIエージェントに渡すときは、「できること」と「勝手にやってほしくないこと」を分けて明示しておくのが安全です。今回のように指示ベースとツール権限ベースの二段構えにしておくと、うっかり事故を防ぎやすくなります。

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