NVIDIA GeForce RTX 2080 Ti x4なサーバにWindows Server 2019をセットアップした際の備忘録です.
(最初からLinuxで構築しろよという話はなしで)
はじめに
本来やりたかったのは,「WindowsではJupyterHubが使えないので仮想環境内のUbuntuにJupyterHub入れて色々切り分けたJupyter Notebook環境を構築」でした.
Windows 10では無理なものの,Windows Server 2019ならDDA(Discrete Device Assignment)で仮想環境内のLinuxへGPU passthrough出来るんじゃないかと色々試したのですが,少なくとも2019年6月半ば時点では
Mother: ASUS WS Z390 PRO (BIOS 0603)
Memory: 64GB (16GB x4)
CPU: Intel Core i9-9900K
GPU: MSI GeForce RTX 2080 SEA HAWK X (x4)
OS: Windows Server 2019 Standard (1809)
において後述のエラーにより実現できませんでした.
そうこうしているうちに
完全なLinuxがWindows 10上で稼働する? 「WSL 2」とは
とかも出てきましたし,今後何かの拍子に動くようになるかもしれないので&他所の環境なら動くかもしれないので手順メモ.
そこそこtrial and errorを繰り返したので微妙にメモが間違っているかも知れません.
ちなみに極力手間を減らすためにPython環境構築はAnaconda3(Python3.7)に任せます.
あと,CUDAは10.1を対象に入れていきます.
なお当然,以降全て選択肢があるものについては64bitで進めています.
本題
めちゃくちゃ長くなったので以下のように分けています.
Windows Server 2019関連
Windows Server 2019にPython環境を構築
WSL関連
Windows Server 2019のWSLにUbuntu18.04をインストール
Windows Server 2019でWSLのUbuntu18.04にJupyterHub環境を構築
Hyper-V関連
Windows Server 2019でHyper-V上にUbuntu18.04をインストール
Windows Server 2019でHyper-V上のUbuntu18.04にJupyterHub環境を構築
Windows Server 2019でHyper-V上のUbuntu18.04にCUDA環境を構築(断念)
Qiita触るの初めてだ,こんな風に書くんだ