この記事では、Claude CodeやCursorなどのAIアシスタントのチャット画面を離れることなく、PDF・Office文書・音声動画ファイルを丸ごと翻訳する方法を解説します。
コピペによる書式の崩れや手作業の手間を省き、対応する形式ではレイアウトが保たれるように努めた翻訳済みドキュメントを取得する環境を構築できます。
※ 本記事はEqualangチームが執筆しています。
はじめに
Claude Code、Codex、Cursor、WorkBuddy などのAIツールを日常的に使っていると、壁になるのが外国語ファイルの翻訳です。20ページの研究論文や詳細なサプライヤー契約書を、コピー&ペーストで訳そうとすると手間がかかるうえ、元の書式も崩れがちです。
Equalangのスキルをアシスタントに渡せば、ファイルの翻訳をそのまま任せられます。アシスタントがドキュメントを処理し、対応する形式ではレイアウトが保たれるように配慮された翻訳済みファイルを返してくれます。
はじめ方:アシスタントへのスキルインストール
複雑なスクリプトの実行や依存関係の導入は不要です。以下の指示文をそのままAIアシスタントのチャットに貼り付けてください:
Install the Equalang skill by following the instructions at https://equalang.com/install/skill-install.md
アシスタントが指示を読み込み、セットアップを案内してくれます。ファイルの処理にはEqualangのAPIキーが必要です。https://equalang.com/api-keys でキーを作成し、アシスタントの案内に従って安全に準備するか、ローカルに保存してください。
※ 対応するのは Claude Code、Codex、Cursor などのCLI・デスクトップエージェント環境で、標準的なWebチャット画面ではありません。また、Model Context Protocolを利用する場合は、Equalang提供のMCPサーバー @equalang/mcp も利用可能です。
テキストと同じ感覚でファイルを依頼する
インストールが完了すると、アシスタントはPDF、Word文書、Excel表計算、PowerPoint資料、EPUB電子書籍、画像、音声・動画ファイルを処理できるようになります。
1. 論文を読む
外国語の研究論文を見つけたら、翻訳をアシスタントに任せることで、ブラウザの翻訳タブと資料を行き来せずに自然に読み進められます。
- 「
~/Downloads/paper.pdfを日本語に翻訳して」
アシスタントは翻訳済みのPDFを返します。グラフや文章は、対応する範囲で元の位置に保たれるように処理されるため、研究の思考を妨げません。
2. 海外とのやり取りの資料を扱う
クライアントやサプライヤーから届いた契約書やスライド資料を翻訳する例です。
- 「
~/Documents/supply-confirmation.zh-CN.docxを日本語に翻訳して」 - 「
pitch-deck.pptxをスペイン語に翻訳して」
編集可能なWordやPowerPointのファイル形式で返ってくるため、翻訳版をそのままチーム内で共有してレビューできます。
3. 音声・動画の文字起こしと翻訳
インタビューや講義、外国語動画の内容をテキストや字幕として抽出できます。
- 「
interview.mp3を字幕に文字起こしして」 - 「
lecture.m4aを文字起こししてテキストにして」
動画プレーヤーで扱える標準的な .srt や .vtt 形式の字幕、または学習に便利なプレーンテキスト形式が生成されます。
費用見積もりとクレジットについて
ファイル翻訳の実行時にはEqualangのクレジットを消費します。大きなファイルで事前に費用を確認したい場合は、チャット上で先に見積もりを依頼できます:
- 「
thesis.docxを英語に翻訳すると、費用はいくらですか?」
アシスタントが必要な最大費用を確認し、処理開始前にユーザーの承認を待ちます。なお、新規登録で200クレジットが付与されるため、まずは手元のファイルで気軽にお試しいただけます。
出典・参考リンク
- Equalangスキルのインストール手順: https://equalang.com/install/skill-install.md
- GitHub上のEqualang Agent Skill: https://github.com/equalang/equalang-skill
- Equalang APIキー: https://equalang.com/api-keys


