Tailwind CSSとは?
Tailwind CSSは、HTML内で直接クラスを使用してスタイルを適用するCSSフレームワークです。
- tailwindcss
実行環境
- Vite:5.0.8
- react:18.2.0
- typescript:5.2.2
- tailwindcss:3.4.0
環境構築方法
tailwindcssのドキュメント通りにやれば構築できますが、フレームワークごとに環境の構築方法が若干異なっていたので、注意が必要かと思います。
今回はViteを使用するので、Framework Guides > Viteを参考にします。
1. プロジェクトの作成
以下のコマンドでVite プロジェクトを作成します。
npm create vite@latest
2.Tailwind CSSのインストール
以下のコマンドでtailwindcssをインストールします。
コマンドを実行すると次の2ファイルが生成されます。
- postcss.config.js
- tailwind.config.js
npm install -D tailwindcss postcss autoprefixer
npx tailwindcss init -p
postcss.config.js
とtailwind.config.js
の中身はデフォルトで以下のようになっていると思います。
export default {
plugins: {
tailwindcss: {},
autoprefixer: {},
},
}
/** @type {import('tailwindcss').Config} */
export default {
content: [],
theme: {
extend: {},
},
plugins: [],
}
3.tailwind.config.js
ファイルの内容を変更
content
の中身を以下のように更新します。
/** @type {import('tailwindcss').Config} */
export default {
- content: [],
+ content: [
+ "./index.html",
+ "./src/**/*.{js,ts,jsx,tsx}"],
theme: {
extend: {},
},
plugins: [],
}
4.ディレクティブをファイルに追加
プロジェクトを作成した際に作成されるindex.css
ファイルに以下のディレクティブを追加します。
@tailwind base;
@tailwind components;
@tailwind utilities;
@tailwind
ディレクティブについて、
詳細は以下のドキュメントが参考になるかと思います。
5.起動
ここまでできたらApp.tsxにtailwindcssを使用したコンポーネントを記載し、
tailwindcssが適用されている事を確認します。
今回はApp.tsxは以下のように記述しました。
export default function App() {
return(
<>
<h1>hoge</h1>
<p className="text-blue-600 font-bold text-5xl ">
Hello Tailwind
</p>
</>
)
}
補足:スタイルの詳細
text-blue-600
:テキストを青色(度合600)に指定。
font-bold
:テキストを太字に設定。
text-5xl
:テキストのサイズを5xlに設定。
index.cssはmain.tsxで以下のように読み込んでいます。
import React from 'react'
import ReactDOM from 'react-dom/client'
import App from './App.tsx'
import './css/index.css'
ReactDOM.createRoot(document.getElementById('root')!).render(
<React.StrictMode>
<App />
</React.StrictMode>,
)
次のコマンドで起動します。
npm run dev
実行結果
実行した結果以下のように、tailwindcssが適用されたHello Tailwind
が表示されました。
参考