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CentOS上の文字化けしたファイルを削除する

Last updated at Posted at 2019-11-28

はじめに

CentOSにログインした時、ls/homeディレクトリにゴミがあることに気づいた。
名前が??x?・4a???とよくわからないことになっている。
おそらくWindows OSで作成したデータファイルをteraterm や winscpでアップロードしてしまったのだろうと思われる。

rm -f ??x?・4a???で消せない

そんなファイルはないと警告されてしまう。

rm -rf * で消せない

rmで削除したいが/homeには様々なファイルが置いてあるので rm -rf * が使えない。

さて困った

qiitaなどで調べてみたが、意外とこのようなケースへの対処方法がない。

解決策

基本的なデータの管理について思い出してみる

Linuxはデータファイルが実際に保管される領域とinode(index node)領域というものにデータファイルの情報を保存/管理する。

inodeとは

ファイルやディレクトリの所有者、更新日時、ファイルサイズなどを管理しているデータをinodeという。
inodeにはinode番号と呼ばれる管理番号が割り当てられており、これを指定することでデータそのものを操作することが可能になる。

解決手順

1.ファイルのinode番号を調べる

inode番号を調べる
ls -li
合計 xxx
1234567890    test?_.txt
-----------------------------
inode number  file name

2.inode番号でファイルを検索し、削除

inode番号で検索し、削除
find . -inum 1234567890 -exec rm -rf {} \;

補足

-execオプションを使うと、findで検索されたファイルに対して他の処理を行わせることができる。
-exec {} \; はfindで検索されたファイルを個別に、ファイルの数だけ処理を行う。
-exec {} + はfindで検索されたファイルをまとめて 1つの処理を行う。

参考

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