まず、エクスプローラでALT+Dキーを押すと、アドレスバーがフォーカスされます。
即座にパスをコピーしたいときなんかに便利です。
次に、このアドレスバーにcmdと打ち込んでEnterを押すと、
そのフォルダをパスとしたコマンドプロンプトが開きます。
これだけでも結構便利ですが、まだスタートラインです。
##小手調べ:フォルダを作る
アドレスバーに
cmd /c mkdir test
と打ちEnterを押すと、一瞬コマンドプロンプトが起動して終了します。
これは、cmdコマンドのオプション /c
で、さらにコマンドを指定しているからです。
その/c
の後ろに
mkdir test
が渡されているので、「test」というフォルダが作成されます。
##本命:フォルダ内のファイル名一覧をテキストで取得する
これが、意外と出来ないんですよね。(macだとさらっとできたりするんですかね?)
複数ファイルを選択してCTRL+Cなどコピーしてもそれはファイル自体をコピーしたことになってしまいますし。
そこで
cmd /c dir /b | clip
これは先ほどの cmd /c
でコマンドプロンプト起動しつつ、さらに実行するコマンドとして dir /b
という、フォルダ内のファイル名一覧表示を指定しています。 それをさらに | clip
パイプ(|)でclip(クリップボード)につなげる事で、ファイル名一覧をクリップボードにコピーされます。
その後メモ帳等で貼り付け(CTRL+V)すれば、今回の例なら
test
というフォルダ名がペーストされます。便利ですね?