#概要
##経緯
モダンC言語プログラミング を一通り読み、大変面白かったので自分の環境で構築した際の備忘録
googletestの導入が本の内容通りには進まないこと、
また本書ではEclipseで環境構築していましたが、今回はVSCodeで行おうと思うため、記事を書くことにしました。
最終的には、githubにプロジェクトを登録し、プッシュと同時にJenkinsサーバーによるテスト自動化を目指します。
##全体の流れ
- googletest導入編(本記事の内容)
- VSCodeでgoogletestを実行する編
- サンプルプログラムの作成
- ビルドの設定
- 実行
- ソースコードの修正
- intellisenseの設定
- テスト自動化(作成予定でしたが、別記事で似た内容を記載しました。)
- GitHubの導入
- Jenkinsサーバーの導入
##環境
OS : Linux ubuntu 18.04.5 LTS
テストツール : google test release-1.10.0
コンパイラ : gcc version 7.5.0
IDE : VSCode
#テストツール(googletest)の導入
##googletestのクローン
適当なフォルダからGitHubからgoogletestのリポジトリをクローン
ブランチは、最新版に適宜変える
git clone https://github.com/google/googletest.git -b release-1.10.0
##googletestのインストール
- クローンしたフォルダに移動
- cmakeでmakefile作成
- makeでコンパイル
- make installでコンパイルされたgoogletestをインストール
cd googletest
mkdir build
cd build
cmake ..
make
sudo make install
CMakeが未インストールの場合は、下記コマンドでインストールしてください。
sudo apt-get install cmake
インストール後はC++のソースコードからimportすることでgoogletestのライブラリが使用可能になります。
環境によって違いがあると思うので、上手く行かない場合は、googletestのGitHubページを適宜参照してください