こんにちは、decoponです。

IPA試験の勉強や業務の中で、頻繁に出会うこの2つの用語：

🔒 暗号化
#️⃣ ハッシュ化

どちらも「データを変換する」系の技術ですが、仕組みも使いどころもまったく違います。
でも、響きが似てるせいで混ざりがちなんですよね…。私はよく混ざります。いや、今でも混ざります（自信なくす前提）。

今回はそんな「暗号化」と「ハッシュ化」の違いを、
ふわっとしたイメージレベルからすっきり整理してみたいと思います！

💡 暗号化とハッシュ化のちがい、ざっくりまとめると

🔐 暗号化とは：「あとで読みたい」ための変換

暗号化は、「誰かに読まれたくないデータを、特定の相手しか読めないように変換する」技術です。

例えるなら…

🔑 メモ用紙を鍵付きボックスに入れて渡して、
相手しかその鍵を持ってない状態です。

→ 元のメッセージには戻せる、というのがポイントです。

ハッシュ化は、「データを一定のルールでまとめ直す（要約する）」ようなものです。
特徴はこんな感じ👇

例えるなら…

👣 指紋だけで本人確認するイメージ。
指紋（ハッシュ値）を照合するだけで、本人かどうか判断できます。

→ こういう場面で、意味がすっと出てくるようにしておくと安心です！

この2つはセットで使われることも多く、
電子署名や改ざん検出などの場面でも組み合わさって登場します。

「ぐちゃぐちゃにする技術」だけど、
“何のためにぐちゃぐちゃにしてるのか”が違う
……というのが、理解のカギでした🔑

📗 次回予告（予定）
→ #02 公開鍵と秘密鍵、誰がどれを持ってどう使うの？