0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

「アレクサ、おはよう」で今日の予定を確認する

Last updated at Posted at 2021-12-15

先日のAmazonのブラックフライデーセールでAlexaシリーズが大きく割引されたこともあり、新しく購入された方も多いのではないでしょうか?

Alexaシリーズの設定を進めると「アレクサ、おはよう」からはじまる定型アクションの設定を促されたかと思います。Amazon公式のページもありますね
なので、設定してる方も多いと思うのですが、ついでに今日の予定も話してくれたらうれしいですよね。

今回はGoogleカレンダーと連携させて今日の予定を話してもらうように設定してみます。

##■前提条件
・iOS,AndroidいずれかのOSのスマートフォンを所持している。
・Alexaシリーズを所持している。
・Googleのアカウントを所持している。
・Amazonのアカウントを所持している。
・Googleカレンダーを用いて予定を管理している/したいと考えている

##■目次
1.スマートフォンのAlexaアプリの初期設定
2.Googleカレンダーと連携
3.定型アクションに組み込む
4.動作検証
5.「アレクサ、おはよう」の仕上げ
6.補足
7.さいごに

##■本文
###1.スマートフォンのAlexaアプリの初期設定
既にAlexaアプリで定型アクションなどを管理できている方は読み飛ばしてください。

echo Showなどの画面付きデバイスを除き、基本的にはスマートフォンのAlexaアプリから設定を実施します。
AndroidならPlayストア、iOSならAppストアからAlexaアプリをダウンロードしてください。
Android版はスクリーンショットが撮ることが出来ないよう仕様となっていたので、
iOS版(iPad)で取得したスクリーンショットを交えて説明していきたいと思います。

・アプリのダウンロード
ストアで確認できるアプリはこのようなアプリになります。
インストールしていきましょう。

・Amazonアカウントの結びつけ
インストールしたアプリを開くとアカウント情報の入力が促されます。

Amazonのアカウント情報を入力します。

使用しているユーザを選択します。

アクセスを許可していきます。

初期画面が出ました。
(初めての登録だともう少しやり取りがあったりするかもしれません。)

・デバイスの登録
Amazonで購入した場合、
"デバイスをAmazonアカウントにリンクする (簡単セットアップ)"の
チェックを外していない場合は購入したアカウントと紐付いていますので、
まずは既に登録されていないか確認しましょう。

アプリ版Alexaより、
デバイス→Echo・Alexa
と確認し、購入したAlexaがないか確認します。

なければデバイスを登録していきます。
アプリ版Alexaより、
デバイス→右上の+をタップ→デバイスを追加→Amazon Echo→Echo、Echo Dot、Echo Plusなど

あとは画面の表示に従い設定していきます。
設定が終わるとチュートリアルのようなものが始まるのでこれを済ませるのも良いかと思います。
飛ばしたい人は「アレクサ、終わって」みたいなことを伝えればいいと思います。

最低限ですが、これでAlexaアプリの初期設定が済みました。
次はGoogleカレンダーと連携させます。

###2.Googleカレンダーと連携
AlexaとGoogleカレンダーを連携させます。
Alexaアプリを開く
その他→設定→カレンダー→アカウントの追加→Google→
紐づけるアカウントを選択→アクセスを許可
アプリ内でブラウザが開きGoogleにログインするよう促されます。
画面の指示に従って進めてください。



ログイン後、アクセスなどを許可すると完了です。ブラウザを閉じましょう。

次にAlexaアプリからGoogleカレンダーへの権限を確認します。
おそらく自動で次の画面に移っていると思うので読み取りと変更を有効化しましょう。

違う画面となった場合は、
その他→設定→カレンダー→先程追加したGoogleアカウント と辿り、
読み取りと変更が有効化されていることを確認しましょう。
デフォルトのカレンダー、ファミリーカレンダーでどのアカウントを使用するか尋ねられますが、
デフォルトのカレンダーを先程追加したGoogleアカウントとしておきましょう。

これでAlexaとGoogleカレンダーの連携の設定が出来ました。
設定画面からしてGoogleカレンダー以外にMicrosft,Appleのカレンダーも設定できるようですが、
その確認は他の人に任せます。

###3.定型アクションに組み込む
定型アクションを作成します。既に「アレクサ、おはよう」の設定をされている方はそれに
加えるだけで良いと思います。

・定型アクションを作成する
Alexaアプリを開く→その他→定型アクション→右上の+をタップ
以下のような画面になります。

・定型アクション名 
何でもいいですがわかりやすく"アレクサ、おはよう"とします。

・実行条件
音声→おはよう

・アクションを追加
色々追加するといいと思いますが、先に予定を読み上げるを追加しましょう
アクションを追加→カレンダー→今日の予定

・デバイス
デバイスは今回は話しかけたデバイスから反応がほしいので
"リクエストに使用するデバイス"とします。

これで追加できました。
保存を忘れないようにしましょう。

###4.動作検証
試しにGoogleカレンダーに今日の予定を追加してみましょう。
先程Alexaと紐付けたGoogleカレンダーのアカウントで予定を追加します。
同じアカウントであればWeb版、アプリ版どちらでもいいです。
今回はスマートフォンに入れているアプリ版から入れてみました。

件名はhogeとします。
こんな感じで追加されました。

それではAlexaに話しかけて見ましょう。
「アレクサ、おはよう」です。

どうでしょうか?

ここで注意点ですが、Alexaが読み上げてくれるのは”予定”です。
”タスク”や”リマインダー”として登録されたものは読み上げてくれませんので注意してください。

筆者は適当にGoogleカレンダーを扱っていたので特に分類せずに使ってましたが、ここで問題となったので整理する必要がありました。

###5.「アレクサ、おはよう」の仕上げ

他にも色々追加してみましょう。
筆者は以下のような構成にしています。

せっかくなのでどこにどの設定があるかも記載します。

〇その日の話題を伝える
アクションを追加→Alexaのおしゃべり→おはよう

〇今日の日付を知らせる
アクションを追加→日付と時刻→日付

〇現在の時刻を知らせる
アクションを追加→日付と時刻→時間

〇天気予報を読む
アクションを追加→天気

〇今日の予定を読み上げる
アクションを追加→カレンダー→今日の予定

〇「以上になります」と言う
アクションを追加→Alexaのおしゃべり→カスタム→"以上になります"と手入力
区切りが良くなるので言ってもらっています。

###6.補足
Googleカレンダーと連携したことでAlexaを通じてカレンダーの予定を確認するだけでなく、追加することもできるようになりました。

例えば、
「アレクサ、予定を追加」、
「アレクサ、〇月×日に予定を追加、午前9時に散髪に行くを追加」
などと話しかけることで追加できるようになります。
情報が不足している場合はAlexaが聞き返してきます。

思いついたときに話すだけで追加できるのでちょっと便利かなと思います。

それから、今回はおはようというフレーズに対して反応するようにしましたが、おやすみというフレーズで明日の予定を確認したり、毎日定時に報告してもらうようにするなども簡単にできるので設定するのも良いかなと思います。

###7.さいごに
最近上映された"アイの歌声を聴かせて"の序盤にも日常生活の中でAIに予定を確認する演出がされていたりして、それに近いことが出来るってだけでちょっとテンションが高まります。
利便性もあるので設定していない方はぜひ試してみてください。

##■参考記事

Qiita - AlexaとGoogleカレンダーを連携する
https://qiita.com/areaz_/items/b55a187e8671a9f2662b

Amazon - 定型アクション紹介のページ
https://www.amazon.co.jp/b?ie=UTF8&node=7468186051

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?