せっかくパーフェクトRubyを買ったので、Ruby環境を構築します。
Ruby本体のバージョン管理もしたいので、今回はanyenvを利用します。
なお、タイトルには全く書いていませんが、以下の手順を行うとnode.jsも漏れなくインストールされますので、ご注意を。
##事前準備
anyenvはrbenv,ndenv,plenvなどのバージョン管理を一括で行えます。
anyenvという**env系の簡易マネージャを作った
http://blog.riywo.com/2013/06/22/155804
https://github.com/riywo/anyenv
もしbrewなどでrbenvを利用済みだった場合は削除しておく。
$brew list
$brew remove rbenv
```
ndenvも利用する場合はnode.jsも削除しておく。
以下をコピペで実行。
````sh
lsbom -f -l -s -pf /var/db/receipts/org.nodejs.pkg.bom \
| while read i; do
sudo rm /usr/local/${i}
done
sudo rm -rf /usr/local/lib/node \
/usr/local/lib/node_modules \
/var/db/receipts/org.nodejs.*
npmも削除
sudo rm -rf ~/.npm
あ、Xcodeとかは入ってる前提です。
##anyenvのインストール→rbenv(ndenv)インストール
anyenvインストール後、パスを通して**envをインストールする。
途中のexec $SHELL -l
はPATHを通している。source ~/.bashrc
などでもいいはず。
$git clone https://github.com/riywo/anyenv ~/.anyenv
$echo 'export PATH="$HOME/.anyenv/bin:$PATH"' >> ~/.bashrc
$echo 'eval "$(anyenv init -)"' >> ~/.bashrc
$exec $SHELL -l
$anyenv
$anyenv install rbenv
$anyenv install ndenv
$exec $SHELL -l
ここまでやるとanyenv version
コマンドでこんな感じになるはず。
$ anyenv version
ndenv: system (set by /Users/budougumi0617/.anyenv/envs/ndenv/version)
rbenv: system (set by /Users/budougumi0617/.anyenv/envs/rbenv/version)
```
まだ何も入れていないので、どのバージョンもsystemの設定になっている。
##各種パッケージのインストール
あとはごりごりインストールしていく。
`**env install -l`コマンドでインストールできるヴァージョンが確認できるので、バージョン番号は読み替えること。
自分の場合は以下のサイトで安定版のバージョン番号を確認。
**オブジェクト指向スクリプト言語 Ruby**
[https://www.ruby-lang.org/ja/](https://www.ruby-lang.org/ja/)
**nodejs.jp**
[http://nodejs.jp/](http://nodejs.jp/)
こっそりRailsまで入れているので注意。
**gemをいじる前に`rehash`しないと既存のrubyに紐付いたgemが操作されるので注意。**
````console
$ rbenv install -l
$ rbenv install 2.1.1
$ rbenv global 2.1.1
$ rbenv versions
$ rbenv rehash
$ gem install bundler
$ sudo gem update --system
$ sudo gem install rails --no-ri --no-rdoc -V
$ ndenv install -l
$ ndenv install v0.10.26
$ ndenv rehash
##まとめ
**env系は以下の流れで利用する。
ただしjenv(Javaのenv)はJavaの再配布の問題で、installコマンドが使えないので注意すること
コマンド | 意味 |
---|---|
**env install -l | バージョン一覧確認 |
**env install $VERSION | $VERSIONをインストール |
**env global $VERSION | $VERSIONにPATHを通す |
**env rehash | おまじない |
エディタなどは別の機会に設定します。
##参考
今回は以下のサイトを参考にさせていただきました。
anyenvで開発環境を整える
http://qiita.com/luckypool/items/f1e756e9d3e9786ad9ea
Mac OS X から Node.js をアンインストールする方法
http://d.sonicjam.co.jp/post/52541343939
仮想マシンで開発環境作り
http://qiita.com/fujimohige/items/fa37c9acc6acea1f670b#3-4