初めまして、bridge bookです。
転職活動をしており、就職先が決まったので転職活動の振り返りをしたいと思い記事を書きました。
スペック(2025年6月時点)
- 年齢:27歳
- 学歴:文系大学出身
- 社会人歴:5年(3社経験)
- エンジニア歴:4年(SES企業2社で合計4年の実務経験)
遍歴 ※古い順
・2年バックエンドjavaエンジニア案件
・1年設計等のドキュメントのみの案件
・1年フロントエンドを中心とした案件(設計から製造まで)
技術レベル
-
Java × Spring Boot
→ フレームワークの深い理解はなく、既存の処理を参考にコードを書く程度。 -
TypeScript × React
→ 処理はある程度書けるが、経験は浅め。
自己学習のため自作アプリをいくつか作成し勉強している。 -
Python
→ 少し触ったことがある程度で、理解は不十分。 -
SQL
→ 経験はあるが数年使っておらず、自信はあまりない。 -
AWS
→ 実務での使用経験あり(約1年)- 使用サービス:Amplify、DynamoDB、Step Functions、CloudWatch など
-
Linux
→ 基本的なファイル操作は可能だが、詳しくはない。
基本的には「基本設計~リリース」までのフェーズに携わってきましたが、
技術レベルはまだまだ低い方だと自認していて結構終わっていると思っています。
このくらいの年ならテックリードとかのレベルの年なんだろうな、、、
転職を考えたきっかけ
SESとして4年間勤務する中で、約1年ごとに現場が変わる働き方に精神的な疲労を感じるようになりました。
頻繁な環境の変化により自分の居場所が安定せず、徐々にストレスが蓄積していきました。
また、SESという業態上の特性から帰属意識を持ちにくく、自社内にも安心できる居場所を感じづらい状態が続いていました。
さらに、自社から複数名でチーム参画しリーダーを任された案件では、
顧客対応に加え、単価交渉など本来の業務外の作業を自社から求められることもあり、 時間外の対応やプレッシャーが増加していきました。
そんな状況から逃げ出すようにして転職活動をスタートしました。
転職の軸
なんといっても自社開発!自分の居場所が欲しい!
できればtypescriptを使いたい!(今後いっぱい使いそうだし勉強してるから、、、)
できれば面白そうなことをしている企業に就職したい!
欲を言えば給料アップも目指したい!
そんなよくまみれな転職の軸です。
結果
面談のみ:9社(話を聞いて選考に応募しなかった企業)
書類選考落ち:7社
1次落ち:9社(3社辞退)
2次落ち:2社
最終落ち:2社
内定:2社(1社辞退)
合計 31社
正直なところ、第一希望の会社からは内定をいただけませんでした。
しかし、転職活動の中で大切にしていた軸である、
- 自社開発であること
- TypeScriptを使用していること
という条件を満たす企業から内定をいただくことができ、納得のいく転職になったと感じています。
振り返り
行ってよかったこと、改善点を紹介します。
✅ 行ってよかったこと
-
ポートフォリオの作成
自分のスキルや志向性を企業に伝えるうえで非常に役立ちました。
特に面接時に「どんな学習をしているか」を聞かれた際、使用している技術や取り組みについて自信を持って答えることができました。直近ではフロントエンドの環境で業務を行っていたため、その経験を活かし、自分のプロフィールや簡単なアプリを複数作成しました。
作成物一覧
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プロフィールサイト
-
好みのアンビエントを作るアプリ
-
ブログアプリ(フロント・バックエンド両方を自作)
アプリのアイデアについては、ChatGPTに相談しながら決めていくと良いと思います。
FindyやLaprasに掲載するように作りますが、ほとんどの企業は残念ながら中身まで見ていません。
自分で学習をしている活動をしているという点が評価になるかと思います。
もちろん、ちゃんとリポジトリを見てくれる企業もありました。2社ほどですが、、、、
リポジトリに対してコメントをくれたのは1社のみです、、、、コメントを下さった企業に入りたいと思いましたが駄目でした、、、
⚠ 改善点
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技術面接対策の不足
面接前にもう少し技術的な確認や復習をしておけばよかったと感じました。
基本情報の範囲で網羅できる内容だったため参考書等を買って対策できると思います。
実際に受けた質問(一部記憶ベース)
フロントエンド関連
- Reactのレンダリングが行われるタイミングは?
- Cookieとトークンの違いについて説明してください。
バックエンド関連
- (Ruby系企業にて)N+1問題について説明してください。
セキュリティ関連
- SQLインジェクションとは何か?それに対する対応方法は?
データベース関連
- DB設計を実際に行ってください(ホワイトボード or 記述)
お題例:お店の予約システムのDB設計
使用したサービスと評価
ビズリーチ:○
可もなく不可もなくといった印象でした。
企業からのスカウトはあるものの、マッチングの精度や手応えはそこまで強く感じませんでした。
Findy:◎
ポートフォリオを通じて自分のレベル感を可視化できる点が非常に良かったです。
そのおかげで、企業とのマッチングのズレが少ないと感じました。
Lapras:◎
※Findyと同様に、ポートフォリオベースでの評価があり、自分の技術的な強みを正しく伝えやすいサービスです。
Findyよりもさらに細かくアピールポイントを設定できる点が魅力的でした。
また、「どの企業がどのリポジトリを見たか」「ポートフォリオがどれだけ閲覧されたか」などがわかるため、活動のモチベーション維持にもつながりました。
転職ドラフト:◎
参入のハードル(職務経歴書の審査など)はあるものの、その分信頼性が高く、満足度が高かったです。
企業からは希望年収と共に指名が届くため、評価されている実感が得られてモチベーションが上がりました。
ギークリー:×
企業との面談なしに応募されてしまう仕組みが自分には合いませんでした。
また、エージェント型のサポートも個人的にはしっくり来ず、やりとりに違和感を感じたため評価は低めです。
tips
転職サービスを使う際に特に大切だと感じたのは、利用する順番です。
最初に使うべきだと感じたのは、転職ドラフトです。
理由:精度の高い職務経歴書を詳細に記載しほかに転用できるためです。
転職ドラフトの場合はレジュメ職務経歴書の審査があります。
職務経歴書を詳細にかみ砕いて記述し審査を通過できるレベルまで強制的に引き上げられるため
実質的に質の高い職務経歴書が完成し、他のサービスでもそのまま活用できるため最初に行うと良いと思います。
私は基本的に、自分から企業へアプローチをすることはせず、企業からのメッセージを受けて面談や選考に進むスタイルで活動しました。
スピード感を持って転職を進めたい場合は、事前にプロフィールや職務経歴を整えて登録しておくか、自ら興味のある企業を探して応募するのが有効だと感じました。
最後に
実は退職をし無職の状態で転職をしました。
納得のできる転職活動をしたいと考え、約2か月間活動をしていました。
内定した企業よりも多くの条件のいい会社、気になる会社からメッセージを頂き、選考で落ちました。
生活費を考えながらいつまでには入社をし給料をもらわないと生活が出来ないと考えながら活動をしていました。
そのため、納得いくまで転職活動を行うということが出来ていなかったかもしれないです。
働きながらであれば、タイムリミットがなく納得できるまで転職活動が出来たのかもしれないです。
ただ、働きながらストレスに耐えながら転職活動をするのもまた辛かったと思います。
どちらが正解かはわかりませんが、心に余裕を持ちながら転職活動ができることがベストだと思います。
ひとまず就職先が決まり良かったです。
改めて自分をキャリアを振り返り終わっているなと思います。
社会人経歴5,6年で4社を経験することになります。ジョブホッパーのような浅さが今後どのように響いてくるかが心配ですが、内定を頂けたことに感謝し次の会社では現在のキャリアを立て直せるように頑張ろうと思います。
最初から最後まで繁雑な文章になりましたが、読んでくださりありがとうございました。
もし読んでくたさった方の参考になればと思います。