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JavaでSlack botをリリースするまで その2

Last updated at Posted at 2022-07-15

前回、アプリの作成までを進めていきましたので、今回はアプリのリリースについてをまとめていきます。

アプリの提出

作業を開始するには、アプリ設定のページ の 「Manage Distribution (配信を管理する)」 セクションをクリックします。

アプリを他のワークスペースと共有する

この配布オプションをアクティブにすると、すべてのワークスペースでアプリをインストールできるようになり、アプリを Slack App Directory に送信する手順が表示されます。

配布を有効にする前に、以下の手順を実行してください。

機能を有効にする

以下の画像のように使用する機能に対して機能が有効化されている必要があります。
前回の設定が完了していれば、こちらの以下のように設定されています。
image.png

OAuthリダイレクトURLを追加する

アプリを他のワークスペースで公開するためには、OAuth認証の実装が必要になります。
OAuthリダイレクトURLを使用すると、他のワークスペースでアプリの使用を承認できます。

redirect_uri パラメータはオプションです。省略した場合、Slackはユーザーをアプリの設定で構成されたコールバックURLにリダイレクトします。指定する場合、リダイレクトURLのホストとポートはコールバックURLと完全に一致する必要があります。リダイレクトURLのパスは、コールバックURLのサブディレクトリを参照する必要があります。
image.png

※OAhth認証については別途実装が必要です。

ハードコードされた情報を削除する

公開配布を有効にする前に、OAuthトークンやWebhook URLなど、ハードコードされた情報をアプリから削除する必要があります。
自分のワークスペースにアプリをインストールする人と同じように、OAuth認証を使用してアプリをワークスペースで使用する必要があります。
image.png

削除が完了している場合は、画面にチェックをする必要があります。

機能にHttpsを使用する

実装した機能をHttpsに対応する必要があります。SSLの設定をおこなってください。

すべての設定が完了したら

すべての設定が完了したら Activate Public Distribution のボタンを押してください。
image.png

レビューと送信

Review & Submit ボタンをクリックします。
image.png
すると、このようなメッセージが出てくるので、Continueボタンをクリックします。
image.png
ちなみにここのメッセージでは App Directoryについて書かれています。

App Directoryは、Slackの顧客が仕事を改善するための高品質のアプリとツールを見つける場所です。

誰が提出すべきですか?

App Directoryに送信する必要があるのは、App Directoryを通じて検出する準備ができている、完全に機能し、アクティブに使用されているアプリを使用するサービスまたはビジネスの場合のみです。 また、Slackの新規顧客と既存の顧客の両方をサポートする準備ができている必要があります。

何が必要ですか?

App Directory に送信するには、ガイドラインを注意深く読み、それに従う必要があります。 アプリは完全に機能している必要があります。インストールにはOAuth認証を使用し、送信する前に少なくとも2つのSlackワークスペースにインストールしてください。

アプリを他の人と共有するにはどうすればよいですか?

Manage distribution から、アプリを他のワークスペースで利用できるようにすることができます。 アプリを他のユーザーと共有するためにアプリディレクトリに送信する必要はありません。

そして、こちらの画面に遷移しますので、すべてのチェックを完了して提出を行う必要があります。
image.png

こちらの確認は数も多くいろいろと設定をしていく必要があります。

権限の範囲を確認する

権限の範囲を確認したときにOAuthスコープをリクエストする理由が記載されていませんでした。
image.png
なので、こんな感じで説明を付与してみました。
image.png
そして、チェックをすべてOKに!!!
image.png

ユーザーエクスペリエンスを確認する

ここはそのままユーザーエクスペリエンス(使いやすさ)を確認していきます。
image.png

アプリディレクトリリストを準備する

カテゴリーの選択、連絡先情報が不完全、サポートされている言語を追加、アプリに関連する費用を設定しないといけないみたいですね。
image.png
こちらは、足りない情報を追加していきます。

インストールリンクを確認する

プライバシーポリシー、サポート、ランディングページ等の確認をしていきます。
image.png

カスタマーサポートを準備する

こちらも問い合わせ窓口を準備する必要があります。
image.png

ポリシーを確認して同意する

SlackのガイドラインとAPI利用規約を満たしていることと、同意をする形でチェックをしていきます。
image.png

アプリのレビューにご協力ください

テストユーザーが必要な場合はこちらに記載します。
image.png

セキュリティとコンプライアンスを追加して管理者を支援する

最後に以下の内容を記載して登録は完了になのます。

  • 全般的
  • プライバシーとデータガバナンス
  • 認定とコンプライアンス
  • 安全

登録完了した画面

image.png

審査のプロセス

待機… とにかく審査を待つ

承認後のアプリの更新

アプリが App ディレクトリに公開され、新たな Slack チームと出会ったことで、アプリの機能にさらに磨きをかける機会がやってきました。今こそアプリの説明を更新しましょう (さらにピカピカ ✨)。

最後の仕上げ

App ディレクトリ内のアプリに優れた機能を装備できたら、そのアプリをおすすめのアプリとして表示することができます。App ディレクトリチームは、審査プロセスの間に秀逸なアプリを探しています。あなたのアプリがチームの目に留まるようにしましょう。

リンク

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第2回
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