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AWS Systems Manager Session Managerでプライベートサブネット内のEC2へSSHポートフォーワーディング

Last updated at Posted at 2023-06-26

概要

ローカルマシンからプライベートサブネット内のEC2インスタンスへポートフォーワーディング接続を行い、ローカルマシンにインストールされた「pgAdmin 4」を使用して、Aurora PostgreSQLへ接続する手順について記載します。

以前に書いたこちらの記事ではEC2 Instance ConnectやSSHコンフィグの変更も必要でしたが、今回の手順では、AWS Systems Manager Session ManagerのみでSSHポートフォーワーディング接続が可能です。

前提

  • ローカルマシンにAWS CLIがインストール済みである事。
  • ローカルマシンにアクセスキー・シークレットキーおよび環境変数「AWS_PROFILE」が設定済みである事。
  • ローカルマシンにpgAdmin 4がインストール済みである事。
  • EC2インスタンスにSSMエージェントがインストール済みである事。
  • EC2インスタンスにIAMポリシー「AmazonEC2RoleforSSM」がアタッチ済みである事。

準備

以下のリンクからSessionManagerPluginのダウンロード、またはコマンドを実行してローカルマシンにセッションマネージャー用プラグインをセットアップ。

Windowsの場合

Macの場合

$ brew install --cask session-manager-plugin
$ session-manager-plugin --version
  1.2.463.0

VPCエンドポイントの作成

EC2インスタンスが属するプライベートサブネットに以下のVPCエンドポイント群を作成。

  • ssm.<AWSリージョン>.amazonaws.com
  • ssmmessages.<AWSリージョン>.amazonaws.com
  • ec2messages.<AWSリージョン>.amazonaws.com

ポートフォーワーディング接続

以下のコマンドでAurora PostgreSQLにポートフォーワーディング接続を実行、「Waiting for connections...」と表示されたらOKです。

$ aws ssm start-session \
          --target <EC2インスタンスID> \
          --document-name AWS-StartPortForwardingSessionToRemoteHost \
          --parameters 'portNumber=5432,localPortNumber=15432,host=<接続先DBエンドポイント名>'

上記コマンドの例ではローカルマシンのポートは「15432」でリッスン、接続先DBエンドポイントへはポート「5432」で接続しています。

pgAdmin 4の接続設定

ローカルマシンにインストールした「pgAdmin 4」を起動して、以下の画像の通り「Host name/address」に「localhost」、「Port」に「15432」を入力、Saveを実行して下さい。

Connectionタブ
2023062601.jpg

ポートフォーワーディング切断

「Ctrl + C」でキャンセルして下さい。

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