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[IBM Bob] SingleStore MCP Serverを使ってみた (macOS)

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Last updated at Posted at 2026-07-02

こんにちは。職業「戸倉彩」です。
IBM BobSingleStore MCP Server を使って、自然言語からSingleStoreを操作できるか試してみました。

元々はCursorを使ってSingleStore MCP Serverを利用するQiita記事を見かけたのですが、IBM BobでもMCP Serverを設定できるため、今回はIBM Bob向けの手順として整理しました。

今回は、SingleStore MCP ServerをIBM Bobに設定し、IBM Bob上からSingleStoreに接続してみます。

今回学べること

本記事では、以下の内容について学べます

  1. SingleStore MCP Serverとは
  2. SingleStore MCP Serverの実行に必要なPython環境を準備する
  3. IBM Bob用のMCP設定ファイルを作成する
  4. IBM BobからSingleStore MCP Serverを起動する
  5. SingleStore Helios認証する
  6. IBM BobのチャットからSingleStoreを操作する

前提環境

本記事は、以下の環境で動作確認しています。

  • macOS Tahoe version 26.5.1
  • IBM Bob version 2.0.0
  • SingleStore Heliosアカウント
  • SingleStore MCP Server
  • Homebrew
  • uv / uvx

※IBM Bob、SingleStore MCP Server、Pythonのバージョンによって、画面や動作が異なる場合があります。

1. SingleStore MCP Serverとは

SingleStore MCP Server は、MCPに対応したクライアントからSingleStoreを操作するためのMCP Serverです。

IBM BobのようなMCP対応クライアントと組み合わせることで、AIエージェントからSingleStoreに対して自然言語で操作を依頼できるようになります。

たとえば、以下のような操作をAIに依頼できます。

  • データベース一覧を確認する
  • テーブル一覧を確認する
  • SQLを実行する
  • CSVファイルをもとにテーブルを作成する
  • データの内容を確認する

早速、実際に触っていきましょう。

Step 1. Python実行環境を準備する

SingleStore MCP Serverを動かすために、Python実行環境を準備します。
今回は、Pythonのパッケージ管理や実行に利用できるuvを使います。

  1. まず、Homebrewでuvをインストールします。
brew install uv

2.インストールできたら、バージョンを確認します。

uv --version

3.次に、Pythonをインストールします。記事執筆時点(2026年7月2日)の最新安定版に合わせる場合は、以下のようにPython 3.14系を指定します。

uv python install 3.14

Step 2. SingleStore MCP Serverのリポジトリをcloneする (Option)

💡Note この手順は任意です。

  • IBM BobからSingleStore MCP Serverを使うだけなら、後述の.bob/mcp.jsonuvx singlestore-mcp-server startを設定すれば利用できます。
  • ただし、READMEや実装を確認したい場合はGitHubリポジトリをcloneしておくと理解しやすくなります。今回は中身も確認しながら進めるためcloneします。
  • 不要な方は本手順をスキップし「Step 4. IBM Bobで作業用フォルダを開く」へ 進んでください。
  1. 下記コマンドでSingle Store MCP Serverリポジトリをgit cloneします。
git clone https://github.com/singlestore-labs/mcp-server-singlestore.git

2.cloneしたディレクトリに移動します。

cd mcp-server-singlestore

Step 3. 開発環境をセットアップする (Option)

💡Note この手順も任意です。
Step 2の手順でcloneしたリポジトリの中で、開発環境をセットアップする場合は以下を実行します。
1..venvディレクトリに仮想環境を作成します。

uv venv

2.作成した仮想環境を有効化します。

source .venv/bin/activate

3.その後、開発に必要な依存関係をインストールします。
💡Hint:
元記事では、「Python 3.14ではuv run pre-commit installに失敗しました。」と書かれていたため、先に依存関係を新しい版に取り直しました。

# .venv を有効化した状態で
uv lock --upgrade
uv sync --dev

必要に応じて、pre-commitも設定します。

uv run pre-commit install

Step 4. IBM Bobで作業用フォルダを開く

次に、IBM Bobで作業用のフォルダを開きます。

Step 2でSingleStore MCP Serverのリポジトリをcloneした場合は、mcp-server-singlestoreフォルダを開きます。※本記事では、こちらで進めます。

image.png

Step 2のSigleStore MCP Serverのリポジトリのcloneをスキップした場合は、任意の作業用フォルダを作成して、そのフォルダをIBM Bobで開いてください。

Step 5. MCPサーバー設定を行う

1.IBM Bobチャットの [設定⚙️] アイコンをクリックする
2.左側のメニューから [MCP] を選択する
3.MCPサーバーの検索ボックスの右横の [+] ボタンをクリックする
4 [MCPサーバーを追加] ポップアップで下記のいづれかを選択する
※今回は、記事として再現しやすいように、プロジェクト設定で進めます

設定 ファイル 用途
グローバル設定 ~/.bob/mcp.json すべてのワークスペースで利用
プロジェクト設定 .bob/mcp.json 現在のプロジェクトだけで利用

image.png

5.mcp.jsonファイルが表示される
image.png
6.mcp.jsonに下記を記述して保存する

{
  "mcpServers": {
    "singlestore": {
      "command": "uvx",
      "args": ["singlestore-mcp-server", "start"],
      "env": {
        "MCP_API_KEY": "あなたのAPIキー"
      }
    }
  }
}

💡Note:
SingleStoreの公式ガイドGetting startedに、"No API keys, tokens, or environment variables required! The server automatically handles authentication via browser OAuth when started."という記載がありますが、これは通常起動(uvx)に限った話と理解しています。

7.ターミナルで起動する

uvx singlestore-mcp-server start

8.ブラウザが開き、SingleStore Heliosへのサインインが求められるため、画面の案内に従って、サインインする
9.認証が成功すると、ブラウザ上に認証成功の画面が表示される
image.png

IBM Bobの [Bob Settings][MCP] 画面で [SingleStore MCP Server][🟢接続済み] になっていればMCPサーバーへの接続成功です。
image.png

Step 6. IBM BobチャットからSingleStoreにアクセスする

IBM Bobのチャットを開き、SingleStoreに関する操作を自然言語で依頼してみます。

たとえば、すでにSigleStoreにWorkspaceを作成済みの場合には、以下のように依頼します。

SingleStoreのデータベース一覧を表示してください。

ワタシの環境で実行した結果、IBM BobがSingleStore Workspace一覧を取得し、htmlにもまとめて出力してくれました。
image.png

次に、元Qiita記事と同様に、データベースに読み込ませるサンプルデータに基づいてテーブルを作成するように依頼してみます。
※対象となるSigleStoreのWorkspaceは、Active化された状態になっている必要があります。
※試してみたCSVファイルは、COVID-19(新型コロナ)関連ニュースの信頼性を研究するための公開データセットです。「ReCOVery」という研究用リポジトリの一部で、recovery-news-data.csv はその中のニュース記事データです。https://github.com/apurvamulay/ReCOVery/blob/master/dataset/recovery-news-data.csv

# サンプルプロンプト
@recovery-news-data.csv に基づいて、workspace-ibmbobにテーブルを作成してください。

image.png

SingleStore Heliosポータルで、指定したWorkspaceのDatabaseにテーブルが作成されていることを確認できました。
image.png

SingleStoreに接続できることが確認できたら、あとは今回のようにIBM Bobのチャットから自然言語で操作を試していけます。IBM BobのチャットからSingleStore MCP Server経由でどのような操作ができるか、ぜひいろいろ試してみてください。

まとめ

今回は、IBM BobからSingleStore MCP Serverを使って、SingleStoreに接続する方法 を試してみました。

SingleStore MCP Serverは、uvx singlestore-mcp-server startで起動できるため、IBM BobのMCP設定にも比較的シンプルに追加できます。

また、git cloneでSingleStore MCP Serverのリポジトリを手元に取得しておくと、READMEや実装内容を確認しながら進められるため、仕組みを理解しやすくなります。

  • MCP Serverを使うことで、IBM BobのAIエージェントから外部サービスやデータベースにアクセスできるようになります。
  • SingleStoreのようなデータベースと組み合わせることで、自然言語でデータベースの確認やSQL実行を依頼できるようになり、検証やデモの幅が広がりそうです。
  • 一方で、AIエージェントからデータベース操作が可能になるため、特に本番環境や重要なデータを扱う場合は、実行前の確認を挟むなど、安全に使う工夫も大切です。

IBM BobとMCP Serverの組み合わせは、今後のAI駆動開発において重要な活用パターンのひとつであると言えます。

参考リソース

これからIBM Bobを使い始めたい方は、無料トライアル登録とインストール手順をまとめた過去記事もあわせて参考にしてみてください。

今回は以上となります。
Have a Bob-tastic day! Bobと一緒に素敵な一日を!

※X (旧Twitter)で最新情報配信中 @ayatokura

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