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PL-200 学習メモ (9) : Power Automate(ライセンス、条件分岐・繰り返し・変数)

Last updated at Posted at 2024-08-19

はじめに

この投稿は PL-200: Microsoft Power Platform 業務コンサルタントの学習をした内容のメモです。

投稿の一覧は以下のリンク先にあります。

前の投稿

Power Automate のライセンス

名前 金額 備考
Power Automate Premium $15/per user ユーザーごとに課金されるライセンス、アプリの数は無制限(per user plan から名前が変わった?)、30 日間の無料試用あり
Power Automate Process $150/per bot Power Autoate Desktop フローの非アテンド型モードの料金も含まれる、30 日間の無料試用あり

image.png

初回サインイン時は画面が英語で表示されました。言語は [設定] から変更することができました。

image.png

トリガー

種類 説明
手動フロー 手動でボタンをクリックしてフローを実行します。
スケジュールフロー 30 分毎など設定したスケジュールに従ってフローを実行します。
クラウドフロー イベントを契機としてフローを実行します。設定できるイベントは Dataverse テーブルへのレコードの登録、Teams の新規投稿など多数用意されています。

コントロール(条件分岐・繰り返し・変数)

条件分岐

条件(If)、スイッチ のアクションを利用して条件に応じてフローを分岐させることができます。

名前 説明
条件(If/Else) 指定した条件の True / False でフローを分岐させます。
スイッチ 指定した値の内容に応じてフローを分岐させます。IF/Else とは異なりフローを 3 つ以上に分岐させることができます。

"条件" と "スイッチ" は [組み込み] の [Control] アクションの中にあります。

image.png

繰り返し

アクションで取得したリストの内容について 1 つずつ処理を実行する場合などは、繰り返し処理のアクションを利用します。繰り返しには それぞれに適用するDo Until が利用できます。

名前 説明
それぞれに適用する アクションで取得したリストについて 1 つずつ処理を行います。
Do Until 指定した条件が True の間、繰り返し処理を行います。

"それぞれに適用する" や "Do Until" も [組み込み] の [Control] アクションの中にあります。

  • Dataverse テーブルの内容を取得して、1 行ずつ処理を行う例

[行を一覧にする] アクションで取得したテーブルについて、[それぞれに適用する] で 1 行ずつ繰り返し処理を行っています。

image.png

変数

変数を利用してアクションの結果などを格納したり、数値のカウンタを作成することができます。

変数に関するアクションは [組み込み] の [Variable] にあります。

image.png

変数の初期化

変数の初期化は [変数の設定] アクションで行います。

変数のデータ型や初期値を設定します。

image.png

変数の参照

作成した変数は他のアクションや条件分岐などから参照したり、値を増減させることができます。

変数の値を増減させるには [変数の値を増やす] / [変数の値を減らす] アクションを利用します。
[変数の設定] アクションで変数を現在の値から増減させようとすると、以下のようなエラーになってできません。
"Self reference is not supported when updating the value of variable"
※ 変数の自己参照はサポートされていません。
image.png

フローの実行履歴では条件分岐の評価結果は [expressionResult] として表示されます。しかし、評価された際の変数の内容などの詳細は確認できません。
確認したい場合は、[Data Operation] の 生成 (Compose) に変数の内容を出力しておくと、条件式が評価された際の変数の内容を確認することができます。
image.png

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