#後編その1: ThingWorx でIoT アプリを開発します
前編はこちら
中編はこちら
ThingWorx にアップされたデータを可視化するIoT アプリを作成します。
##手順
- 事前準備
- Thing 作成とエージェントアプリと接続
- マッシュアップ画面作成
##1. サンプル用ファイルの読み込み
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ソースコードのあるgithub のこちら からraspHOW_entity.xml を入手します。
##2. Thing 作成とエージェントアプリと接続
###Thing の作成
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Thingを作成します
フォルダアイコンをクリックしMODELINGメニュー → Thingsの右にある”+”をクリック
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名前は” raspPiThing_1”とします
※大文字小文字も合わせてください -
“Save”をクリック
###エージェントアプリと接続
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Raspberry Pi 上のエージェントアプリが動作していることを確認
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先の手順で作成した"raspPiThing_1" Thing の編集画面で“Properties and Alerts” に切り替えます
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“Add all properties”をクリック3つの変数が右側のリストに追加されたことを確認
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Refresh ボタンをクリックするとProp_Humidity (湿度)とProp_Temperature (温度)の値が更新されます
##3. マッシュアップ画面の作成
###マッシュアップ画面の新規作成
参考情報
- “Responsive”はブラウザの画面サイズにあわせて表示
- “Static”は設定した画面サイズで固定して表示
###Layout ウィジットを配置
2.“Vertical” を選択しRows は2のままで”Done” をクリックします
###各種ウィジットを配置
- 以下のウィジットを上段に配置します
- Auto Refresh
- LED Display x 2
###作成したThing を登録
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“GetProperties” を選択し“→” をクリック
###サービスとウィジットを紐付け
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GetPropertiesの左にある”+”をクリック
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“Prop_Temperature”をドラッグしたまま左側のLED Displayでドロップ
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同じように”Prop_Humidity” をもう一つのLED Display に紐付け
###Auto Refresh ウィジットの紐付け
###各ウィジットの調整
1.Auto Refresh ウィジットを選択し、左下のProperty リストからRefreshInterval を5に変更してEnter を押す
2. 同様にLED DisplayのLabel をそれぞれ「おんど」「しつど」にしてみましょう
※もちろん、漢字でもOKですが、画面上で「温度」と「湿度」の区別がつきにくいです
###マッシュアップの実行
長くなってしまいましたので、後編その2 に続きます。