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はじめに

お疲れ様です。秋並です。

pybulletはpythonで使用できる物理エンジンの一つで、ロボティクスや機械学習などの分野に使用されています。

pybulletでは、以下のリポジトリにて公式のサンプルが用意されています。


一方で、pybulletのサンプルコードは129個(pythonコード128個+inoコード1個)と大量に存在します。

また、サンプルコードについて解説しているようなサイトも見当たりませんでした。

そこで、せっかくなので私が

全ての公式サンプルを解説

したいと思います。


pybulletの公式サンプルコードは学習に役立つものもたくさんあるため、この記事を読むことで、

pybulletで何ができるかを知ることができる

と思っているので、是非ご覧ください。

pybulletの公式サンプル一覧

以下が公式サンプルの一覧になります。

解説記事が投稿されているコードは、コード名をクリックするとその記事に飛ぶようになっています。

コード名 概要 実行動画
addPlanarReflection.py ray機能を使って、マウスでクリックしたオブジェクトの色を変える addPlanarReflection.gif
batchRayCast.py ray機能を使用した2DLiDARの模擬 batchRayCast.gif
biped2d_pybullet.py ランダムな凸凹した地形を生成し、その上に二足歩行ロボットを生成する biped2d_pybullet.gif
changeDynamicsMass.py 2つのオブジェクトを読み込み、片方の動力学特性を変更する changeDynamicsMass.gif
changeTexture.py オブジェクトのテクスチャを動的に変更する changeTexture.gif
collisionFilter.py 読み込んだ「床」と「ボックス」間の衝突を有効化する collisionFilter.gif
commandLogAndPlayback.py 実行したシミュレーションデータをログファイルに保存したのちに、そのログファイルを読み込みシミュレーションを再現する commandLogAndPlayback.gif
configureDebugVisualizer.py 光源の位置を時間とともに変化させる configureDebugVisualizer.gif
constraint.py オブジェクトが回転しながら、直線上を行ったり来たりする constraint.gif
contactFriction.py ボックスに生じる法線力と横方向の摩擦力を計算し、(ターミナル上に)表示 contactFriction.gif
createMesh.py 複数のオブジェクトを生成し、追従するカメラで撮影する createMesh.gif
createMultiBodyBatch.py 大量のオブジェクトを計算効率が最適化されたモードで生成する createMultiBodyBatch.gif
createMultiBodyLinks.py 複数の物体に、プロパティを設定し生成する 後日gif画像追加予定
createObstacleCourse.py 複数のオブジェクトを生成し、追従するカメラで撮影する 後日gif画像追加予定
createSphereMultiBodies.py 寺院のモデル内に、球体と立方体の衝突物体を生成する createObstacleCourse.gif
createTexturedMeshVisualShape.py ray機能を使用して、マウスでクリックした物体の色を変える 後日色が変わることが分かる動画に変更予定createTexturedMeshVisualShape.gif
createVisualShape.py オブジェクトを生成する createVisualShape.gif
createVisualShapeArray.py 複数のオブジェクトを生成する createVisualShapeArray.gif
debugDrawItems.py kukaのiiwaロボットアームを動かし、先端に「tip」と表示する debugDrawItems.gif
deformable_add_remove_objects.py 布を生成する
(マウスで操作すると布と分かりやすい)
後日、布のオブジェクトと分かりやすいgifに変更予定deformable_add_remove_objects.gif
deformable_anchor.py ボックスと布を生成し、布の各頂点を表示する 後日、布と分かりやすいgif画像に変更予定 deformable_anchor.gif
deformable_ball.py 剛体のボックスとソフトボディのボールを生成する deformable_ball.gif
deformable_torus.py 剛体のボックスとソフトボディのドーナツ状の物体を生成する deformable_torus.gif
draw_frames.py ボックスの様々な参照フレームを可視化する draw_frames.gif
dumpLog.py ログファイルを読み取り、その内容を解析する pybulletは使用されません。
そのまま実行すると、FileNotFoundError: [Errno 2] No such file or directory: 'log.bin'と表示され実行できないため、適当なログファイルを用意する必要があります
dumpVrLog.py VRシミュレーションのログファイルを読み取り、ボタンの状態を解析する pybulletは使用されません。
そのまま実行すると、FileNotFoundError: [Errno 2] No such file or directory: 'data/example_log_vr.bin'と表示され実行できないため、適当なログファイルを用意する必要があります
eglRenderTest.py EGLプラグインを使用し、取得したカメラ画像をオフスクリーンレンダリングする DIRECTモードで実行されるため、gui画面は表示されません
experimentalCcdSphereRadius.py 地面と球状のオブジェクトを複数生成し、接触情報を(ターミナル上に)表示する 1 後日動画変更予定experimentalCcdSphereRadius.gif
externalTorqueControlledSphere.py 球体をキーボードでコントロールし、球体に追従するようにカメラを動かす 後日動画変更予定externalTorqueControlledSphere.gif
fileIOPlugin.py 外部プラグインを使用し、ZIPファイルからオブジェクトをロードし表示する fileIOPlugin.gif
forcetorquesensor.py 力/トルクセンサを有効化し、ジョイントの状態を取得する guiモードで起動しますが、一瞬で終了します
frictionCone.py 複数のボールに異なる初速度を設定し、軌道を確認する 後日、複数のボールの動画に変更予定frictionCone.gif
getAABB.py オブジェクトの軸平行境界ボックス(AABB)を表示する getAABB.gif
getCameraImageTest.py 様々なレンダリングで画像を撮影し、結果をmatplotlibで表示する getCameraImageTest.gif
getClosestPoints.py 球とボックス間の最短距離を可視化する getClosestPoints.gif
getTextureUid.py 床のテクスチャを変更して、一定時間経過したらテクスチャを元に戻す getTextureUid.gif
graphicsClient.py 別ターミナルで、grapcServer.pyを起動した状態で実行したください

p.GRAPHICS_SERVER_TCPモードでpybulletを起動し、ロボットを生成する
実行内容が graphicsServer.pyで起動したgui画面に反映されます
graphicsServer.py GRAPHICS_SERVERモードでpubulletを起動する graphicsServer_grpcClient.gif
grpcClient.py ローカルまたはリモートのGRPCサーバーに接続し、ロボットを生成する 私の環境では、AttributeError: module 'pybullet' has no attribute 'GRPC'と表示され実行できませんでした
grpcServer.py GRPCプラグイン使用してシミュレーションを実行する 私の環境では、Cannot load grpcPluginと表示され実行できませんでした
hand.py VR用のハンドコントローラから得られたセンサデータをもとに、シミュレーション上のハンドを制御する 実機のハンドコントローラが必要ですが、私が所持していないため実行できていません。
hand.ino Arduino用のファイル。 ピンから取得した値を表示する -
heightfield.py 3種類の方法で複雑な地形を生成する 2 heightfield.gif
hello_pybullet.py オブジェクトを生成する hello_pybullet.gif
humanoid_benchmark.py ヒューマノイドを読み込んで、シミュレーションを実行し、パフォーマンスのベンチマークをpybullet_humanoid_timings.jsonに出力する。3 DIRECTモードで実行されるため、gui画面は表示されません
humanoid_knee_position_control.py guiのスライダーを使用して、ヒューマノイドロボットの膝を制御する humanoid_knee_position_control.gif
humanoid_manual_control.py guiスライダーを使用して、ヒューマノイドロボットの各関節を制御する humanoid_manual_control.gif
humanoidMotionCapture.py 5種類のPD制御により、ヒューマノイドロボットの動作を制御する humanoidMotionCapture.gif
ik_end_effector_orientation.py 逆運動学を使用して、kukaのiiwaロボットアームのエンドエフェクタを指定した位置/姿勢に制御する 後日gif画像追加予定
integrate.py ボックスを1秒間落下させ、ボックスの最終位置/姿勢をターミナルに表示します guiモードで起動しますが、一瞬で終了します
internalEdge.py 床の上に小さなオブジェクトを生成し、接触情報を(ターミナル上に)表示する 4 internalEdge.gif
inverse_dynamics.py トルク制御を実行し、その結果をmatplotlibで描画する
※コードにバグがあるのか、私の環境ではmatplotlibの結果が正常に表示されていません
inverse_dynamics.gif
inverse_kinematics_husky_kuka.py 「移動ロボットhusky」に「kukaのiiwaロボットアーム」を搭載したモデルを使用して、逆運動学でロボットアームの手先が円を描くように制御する inverse_kinematics_husky_kuka.gif
inverse_kinematics_pole.py Sawyerロボットアームを制御し、軌道を描画する inverse_kinematics_pole.gif
inverse_kinematics.py kukaのiiwaロボットアームで、逆運動学を使用して、手先が円を描くように制御する inverse_kinematics.gif
inverted_pendulum_tendon_actuation.py 弦で作動する逆振り子の PID 制御を行い、制御結果をmatplotlibで描画する inverted_pendulum_tendon_actuation.gif
jacobian.py ヤコビ行列を計算する gui画面は表示されず、計算結果がターミナル上に表示されます
jointFrictionAndMotor.py トルク制御されているドアのパラメータをguiスライダーで動的に変更する jointFrictionAndMotor.gif
jointFrictionDamping.py 速度制御されているモータのパラメータを、guiスライダーで動的に変更する jointFrictionDamping.gif
kuka_grasp_block_playback.py 「kukaのiiwaロボットアームで物体をつかむ」シミュレーションデータが保存されたログファイルを読み込み、guiスライダーでステップごとにシミュレーションを再現する kuka_grasp_block_playback.gif
kuka_with_cube_playback.py kuka_with_cube.pyで実行されたシミュレーションのログファイルを読み込み、同じシミュレーションを再現する 後日gif画像追加予定
kuka_with_cube.py 逆運動学を使用し、エンドエフェクタの位置を周期的に更新する
実行したシミュレーションはログファイルに保存される
後日gif画像追加予定
load_soft_body.py 剛体のボックスと、ソフトボディのウサギを生成する load_soft_body.gif
loadingBench.py 性能評価のベンチマークに使用されるような大規模なオブジェクトを生成する loadingBench.gif
logMinitaur.py 四足歩行ロボットを生成し、ロボットの状態をLOG00048.TXTに出力する gif画像追加予定
manyspheres.py 複数の球体を生成し、guiスライダーで重力方向を変更する manyspheres.gif
mimicJointConstraint.py ジョイント間で設定された歯車比で、回転を同期させる mimicJointConstraint.gif
minitaur_evaluate.py 四足歩行ロボットminitaurの動作を評価するための関数がまとめられたコード minitaur_test.py で使用されるコードであるため、単体では動作しません
minitaur_test.py 四足歩行ロボットminitaurを制御し、その制御結果を評価する minitaur_test.gif
minitaur.py 四足歩行ロボットminitaurをモデル化し制御するためのクラスが定義されているコード minitaur_test.py で使用されるコードであるため、単体では動作しません
motorMaxVelocity.py カートポール制御を行い、制御時の「位置」と「速度」をターミナル上に表示する motorMaxVelocity.gif
otherPhysicsEngine.py PhysXとよばれるbulletとは別の物理エンジンを使用し、ドミノ倒しをシミュレーションする 設定が足りていないのか、私の環境ではAttributeError: module 'pybullet' has no attribute 'PhysX'と表示され実行できませんでした
pdControl.py 複数のpdコントローラでカートポールを制御する。
※ guiスライダーでパラメータを動的に変更可能
pdControl.gif
pdControllerExplicit.py 「PDコントローラ」を定義したコード pdControl.pyで使用するため、単体では動作しません
pdControllerStable.py 「安定したPDコントローラ」を定義したコード pdControl.pyで使用するため、単体では動作しません
pointCloudFromCameraImage.py 取得した画像情報をもとに、ポイントクラウドを生成する pointCloudFromCameraImage.gif
profileTiming.py シミュレーションを実行し、タイミングイベントをログファイルsingle_step_no_stepsim_chrome_about_tracing.jsonに記録する 後日gif画像追加予定
projective_texture.py オブジェクトを生成し、テクスチャを適用(なぜかテクスチャ適用部分がコメントアウトされている) projective_texture.gif
quadruped_playback.py ログファイルLOG00076.TXTを読み込み、四足歩行ロボットのシミュレーションを再現する SHARED_MEMORYモードで実行されるためguiは表示されません
quadruped_setup_playback.py 四足歩行ロボットを読み込み、制約を設定する SHARED_MEMORYモードで実行されるためguiは表示されません
quadruped.py 四足歩行ロボットをシミュレーションする 私の環境では、gui画面が表示されませんでした
racecar_differential.py 移動ロボットを生成し、guiスライダーで速度などを制御する racecar_differential.gif
racecar.py スタジアムの環境に移動ロボットを生成し、guiスライダーで速度などを制御する racecar.gif
reduced_deformable_cube.py 変形するボックスの上から剛体のボックスを落とす reduced_deformable_cube.gif
reduced_deformable_torus.py 変形するドーナツ状のオブジェクトと、剛体のボックスを2台ずつ生成する reduced_deformable_torus.gif
renderPlugin.py r2d2を生成し、追従するカメラで画像を撮影する renderPlugin.gif
rendertest_sync.py 複数のレンダリングでミュレーションを実行し、パフォーマンス(FPS)を計測する 私の環境ではAttributeError: module 'tensorflow' has no attribute 'set_random_seed'と表示され、実行できませんでした
rendertest.py 複数のレンダリングでミュレーションを実行し、パフォーマンス(FPS)を計測する
matplotlibでリアルタイムの画像を表示する
rendertest.gif
reset_dynamic_info.py 特定の物体の慣性ボックス(慣性モーメントを視覚的に表すボックス)を描画する 私の環境ではAttributeError: module 'pybullet' has no attribute 'DYNAMICS_INFO_REPORT_INERTIA'と表示され実行できませんでした
restitution.py 球体を生成し、guiスライダでパラメータを動的に変更する restitution.gif
robotcontrol.py 移動ロボットhuskyを生成し、速度制御する 後日gif画像追加予定
rollPitchYaw.py guiスライダーでオブジェクトの位置(x,y,z)と姿勢(r,p,y)を動的に変更する rollPitchYaw.gif
rotationalFriction.py 回転するボックスの上に、球体を生成する rotationalFriction.gif
satCollision.py sat(衝突検出アルゴリズム)を有効化した状態でオブジェクトを生成する satCollision.gif
saveRestoreState.py 実行したシミュレーションデータをログファイルに保存したのちに、そのログファイルを読み込みシミュレーションを再現する saveRestoreState.gif
saveWorld.py 現在のシミュレーションの状態を保存する SHARED_MEMORYモードで起動するため、gui画面は表示されません
sceneAabb.py シミュレーション内のすべてのAABB(軸平行境界ボックス)を計算し、最小値と最大値をターミナルに表示する 後日、gif動画追加予定
segmask_linkindex.py "1"キーを入力すると、セグメントされたピクセルをターミナル上に表示する

"s"キーをクリックすると、セグメンテーションマスクのオプションを切り替える
後日、gif画像追加予定

私の環境では、"1"キーを入力すると、ValueError: The truth value of an array with more than one element is ambiguous. Use a.any() or a.all()と表示され終了してしまいました
shiftCenterOfMass.py 質量の位置を中心から移動したボックスを生成する shiftCenterOfMass.gif
signedDistanceField.py 凹状のボックス内に、アヒルと球体を生成する signedDistanceField.gif
sleeping.py 25台のロボットを生成し、各ステップごとにロボットがスリープ状態にならないように状態を更新する sleeping.gif
snake.py 蛇型ロボットを生成し、キーボードの左右キーで制御する snake.gif
soccerball.py 大きさの異なる球体を8個生成する soccerball.gif
spherical_joint_limit.py ジョイントのあるオブジェクトを生成し、guiスライダーで重力方向を変更する spherical_joint_limit.gif
switchConstraintSolver.py 物理エンジンの制約ソルバーとしてLCP (Linear Complementarity Problem) のDantzigアルゴリズムを設定し、ボックスを生成する (以降、qiitaへひと月にアップロードできる画像の上限が100MBである関係で、4月以降に追加します)
test_inertia.py 剛体のボックスと、ソフトボディのウサギを生成する
test.py r2d2の位置と姿勢をターミナル上に表示し、5秒経過するとシミュレーションが終了する
testPlugin.py テスト用のプラグインをロードする
testrender_egl.py EGLレンダリングを使用し、リアルタイムでレンダリングしている画像をmatplotlibで描画する
testrender_np.py リアルタイムでレンダリングしている画像をmatplotlibで描画する
testrender.py リアルタイムでレンダリングしている画像をmatplotlibで描画する
transparent.py guiスライダーで球体のオブジェクトの色と透明度を変更する
urdfEditor.py 読み込んだurdfファイルを編集し、編集した後のurdfファイルからロボットを生成する
userData.py データの追加/削除、データ同期などのデータの操作を行う guiモードで起動しないのでgui画面は表示されません
vhacd.py オブジェクトに凸分解(V-HACD, Volumetric Hierarchical Approximate Convex Decomposition)を実施し、その結果をduck_vhacd.objに保存する DIRECTモードで起動するので、gui画面は表示されません
video_sync_mp4.py シミュレーションをmp4形式で出力する
vr_kitchen_setup_vrSyncPython.py VRコントローラのセンサ値をもとに、シミュレーションの制御を行う 実機のハンドコントローラが必要ですが、私が所持していないため実行できていません(以下、vrとつくコードはすべて同様)
vr_kuka_control.py VR コントローラーを使用して、ロボットアームとグリッパーを制御する
vr_kuka_pr2_move.py VRコントローラを使用して、グリッパーを制御する
vr_kuka_setup_vrSyncPlugin.py VR コントローラーによるロボット操作シミュレーションを設定する
vr_kuka_setup_vrSyncPython.py VRコントローラーを使用して、ロボットアームを操作する
vr_kuka_setup.py ロボットアームを使用するための物理シミュレーションの設定を行う
vr_racecar_differential.py 移動ロボットを制御する
vrEvent.py VRコントローラーを使って線を描画する
vrhand_vive_tracker.py VRグローブを使用してロボットハンドを制御する
vrhand.py VRグローブを使用してロボットハンドを制御する
vrminitaur.py VRコントローラーを使用してロボットを追跡する
vrtracker.py VRコントローラーを使用して3D空間に線を描画する
widows.py テーブルとロボットアームを生成し、追従するカメラで画像を撮影する

さいごに

pybulletはお手軽に使えますが、情報が少ない印象があったのでこの機会にまとめてみました。

みなさんのお役に立てれば幸いです。

余談

今回書いた記事で1か月の画像の上限が100MBであること初めて知りました。もうちょっと増やして欲しいと思ったりして、、、笑

  1. デフォルトのコードでは、最初の一度だけしか接触情報がターミナルに表示されないようになっています。しかし、最初の時点ではオブジェクトは宙に浮いた状態なので、ターミナル上に()のように空のタプルが返されてしまいます(どこにも接触していないため)。そのため、リアルタイムで床との接触情報を表示したい場合は、50行目~52行目の内容を53行目のwhileループ内に入れる必要があります。 2

  2. コード内16行目のheightfieldSourceを「 useProgrammatic useTerrainFromPNG useDeepLocoCSV」 のいずれかに設定することで対応するモードで地形を生成できます(デフォルトでは、useProgrammaticに設定されています)。

  3. 出力されたjsonファイルは about://tracingで可視化できます。

  4. 1と同様の理由で、ターミナル上に()のように空のタプルが返されてしまうため、リアルタイムで床との接触情報を表示したい場合は、38行目~40行目の内容を41行目のwhileループ内に入れる必要があります。

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