やること
- Visual Studio Codeから直接FTPを使用する拡張機能のまとめ
結論
- 一番使いやすいのは「SFTP」※ただし公開鍵認証にひと癖アリ
結論だけ知りたい人、以上です。
以下は、やった点と、はまった点まとめです。
候補
- SFTP: 一番ダウンロードが多い
- ftp-simple: 「ftp」で検索するとVSCodeのおすすめでは一番上に表示
- ftp-sync: 紹介サイトで紹介されていた
一番良かったもののリンクは上記「結論」に書いたので、そちらからアクセスしてください。
使用感
SFTP
総評:一番使いやすかった。おすすめ
Good
- VSCodeのサイドバーにリモートディレクトリ確認用機能が追加され、リモートのファイルを直接確認できる(※Read only)
- VSCode左下に接続状況が表示され、エラーの場合クリックするだけで簡単にlogが表示できる
Bad
- ssh-keygenでOpenSSH認証鍵を作っている場合、使えないことがある
ftp-simple
総評:自分の環境では**動きませんでした。**マーケットプレイスの☆が3/5なのもわかる気がする。
Bad
- 他は「コンフィグ」を選択すると、開いているディレクトリの.vscodeディレクトリに自動的に設定ファイルを作成してくれるが、こちらはtemp領域に設定ファイルを生成してくれるため、任せていると設定ファイルが保存しようとするそばから消える。
ftp-sync
総評:SFTPに一歩及ばず。画面を超シンプルなままにしたい人は良いかも。
Good
- 設定はSFTPと同じでjsonにより可能。
Bad
- SFTP同様sshの形式問題でクラッシュしてると思われるが、クラッシュした場合無言で停止するので、SFTPよりもlogへのアクセスが面倒
SFTPのSSH形式問題への対応
SFTPでは、パスフレーズを用いた接続もできますが、自分はSSH使うのに公開鍵使わないのは気持ち悪い人なので、公開鍵認証を試しました。
しかし、GitHubなどでは普通に使えているSSHキーが、SFTPでは認証に失敗しました。
原因は「SSHの形式が違う」とのこと。どうやら、私が「ssh-keygen」を使って作った秘密鍵は、Puttygenを使って作った秘密鍵と互換性がなかったようで失敗していました。
対応として、Puttygenで今使っているSSHキーの秘密鍵をLoadし、OpenSSHにConvertすることで対応しました。
以上。