「バビロンまではあと何マイル?」
「70マイルさ」
「ろうそくの灯りで行って帰ってこられるかい?」
「ああ、足取りが素早く軽やかならね」
―― マザー・グース『バビロンまであと何マイル?』より
本カレンダーの「ベストプラクティス」は、マザー・グースの遥かなる都「バビロン」や、かつてインドにあったと人々が語る「ガンダーラ(They say it was...)」のようなものです。
合理的で美しく、誰もが「限られたリソースや納期の中でそこへ辿り着けたらどんなにいいか」と願う姿です。
しかし、実際の現場(特に他社資産や機密を預かる開発)に立つと
- セキュリティチェックシートX項目と外部診断待ちYヶ月
- 『SaaS使うならEnterpriseプラン必須、でもSSO連携は来期まで枠がない』
- シャドーIT禁止のはずなのにアカウント管理は現場がやっている
といった、 現実の壁 が立ちはだかります。
すべてが「Happy Path」だけではありません。納得がいかなくても納期までに動くものを作り、納め、運用に乗せる必要があります。
「この制約の現場で、私たちは何を頼りに足取りを軽くし、合格ギリギリの現実解へと着地させるのか?」
ベストプラクティスへの憧れと敬意を胸に、いかんともしがたい対応の記録を、1人25日間でお届けする予定です