Sunrise DAとは
Sunrise DAは、Proof of LiquidityとオフチェーンBlobに対応した世界唯一のData Availability Layer(DA Layer: データ可用性レイヤー)です。
モジュラーブロックチェーンのスケーラビリティとアクセシビリティを飛躍的に向上させる次世代インフラとして注目を集めています。
2024年7月の初回テストネット公開後、わずか3週間で10万人、6週間で20万アクティブユーザーを突破するなど、日本発ブロックチェーンながらグローバルな成長を遂げています。
- Website: https://sunriselayer.io/
- MyLayer/OurLayer: https://business.sunriselayer.io/ja
「モジュラーブロックチェーン」パラダイムとは
EthereumやBitcoinのような従来のブロックチェーンは、単一のチェーンですべての機能を担うモノリシック・アーキテクチャを採用しており、「モノリシックブロックチェーン」と呼ばれています。
一方、近年注目を集めているのが「モジュラーブロックチェーン」です。
モジュラーブロックチェーンとは、ブロックチェーンの機能を複数のレイヤーに分割し、それぞれをモジュールのように組み合わせてチェーンを構築するアーキテクチャです。各機能に特化したレイヤーを最適に組み合わせることで、モノリシックブロックチェーンと比較して100倍以上のスケーラビリティを実現できるとされています。さらに、企業固有の要件に応じてチェーンを柔軟にカスタマイズすることが可能です。
モジュラーチェーンではブロックチェーンを4つのレイヤーに分類します。
- 実行層(Execution Layer):トランザクションを実行する層
- 決済層(Settlement Layer):トランザクションの実行結果を確定し、ブリッジ間の整合性を監視する層
- 合意形成層(Consensus Layer): トランザクションの順序と受理を一意に決定する層
- データ可用性層(Data Availability Layer: DA Layer): トランザクションデータを保存・管理する層
相互運用性(インターオペラビリティ)とは
ブロックチェーンの相互運用性(インターオペラビリティ)とは、異なるブロックチェーン同士を接続して相互にデータの読み書きを可能にする性質で、現在は主にIBC(Inter-Blockchain Communication)などの技術を用いて実現されています。これにより、単一チェーンでの処理性能の限界やサイロ化の課題を解決し、トークンの相互融通や様々なデータ連携が可能になります。Cosmosのような実装例では、特定用途のチェーン(Appchain)同士を連携させることで、より柔軟なブロックチェーンエコシステムの構築を目指しています。