はじめに
ACCESS Advent Calendar 2023 の7日目です。
我が家ではPC用ディスプレイにレコーダを接続しテレビがわりに利用していたのですが、突然切れる、砂嵐のような画面になる、という症状が繰り返されたため買い換えることになりました。
ディスプレイは三菱のRDT232WLM(BK)で、私が大学生時代に購入したものなので10年以上は稼働していたことになります。
これまでPCやタブレットの処分は行ったことがあったのですが、ディスプレイは初めてだったため、利用したことのないPCリサイクルを試してみることにしました。
以降、当記事でいう「PCリサイクル」は「一般社団法人パソコン3R推進協会」によるリサイクルを指すこととします。
PCリサイクルマークとは?
「PCリサイクルマーク」は2003年10月以降に販売された家庭向けパソコンに貼付されているものであり、これが貼り付けられているPCやディスプレイは無料でPCリサイクルに出すことができます。
RDT232WLM(BK)の購入は2010年であることから、無料でリサイクルに出せると考えました。
リサイクル手順
申し込み
しかし、私の購入したディスプレイにはマークがありません。別途シールとして同封されている場合もあるようですが、何せ10年以上前に購入したものであり、箱も紛失しているためなんともいえません。
こういった場合でも、機種とシリアル番号を送付することでPCリサイクルマークを取り寄せることができるようです。ただ私の場合、マークを取り寄せる前に機種名とシリアル番号を入力したところ無償でリサイクルと表示が出たため、対象機種であれば表示がなくとも可能なようです。
サイト上で申請すると、数日後にエコゆうパック伝票が届きます。集荷の申し込みも可能で、通常のゆうパックと同様にWebで申請が可能です。
梱包・発送
梱包はビニール袋(重ねがけ)かダンボールが勧められており、リサイクルに出す機種に付属するもの(ケーブルやスタンドなど)以外は同梱できません。これは後述するリネットジャパンなどのリサイクルとは異なる点です。
当初はダンボールによる梱包を検討しましたが、最終的にビニール袋による梱包を選びました。
そして、通常の荷物と同様に集荷に出して終了です。
未来へ
無料でPCをリサイクルする、でPCリサイクル以外に挙げられるのは、やはりリネットジャパンなどの無料回収だと思われます。相違点としては、対象となるPCやスマホが1個でも入っていれば、140サイズのダンボール1箱にどれだけ詰めても無料という点です。
対してPCリサイクルは、対象機種のみの回収ではあるものの、逆に言えばディスプレイ1点のみでも可能であるところが強みでしょうか。私の場合でも廃棄まちのPCがなぜかいくつもあるため無料回収もできたかと思いますが、ディスプレイが入るダンボールの用意がネックでした。その点、ビニール袋の方が手に入りやすいということもあると思います。
電化製品はリサイクルに出す、というのが一般化して久しいですが、その時々の理由や条件に合わせて手段を選べるというのは役に立つかと思います。もしご家庭に処分まちのPCやディスプレイがあれば、PCリサイクルに出すことを検討してみてはいかがでしょうか。