Backlogへ課題を一括登録することはできません
現在(2017年2月)のところ、課題をBacklogへ一括登録することができません。
課題を大量に登録しなければならない場合、どうすればよいのでしょう。
手作業で行うのは大変です。
調べてみますと、「Backlog への要望・問題の報告」に、Googleスプレッドシート経由で登録する提案が掲載されています。
利用初期において課題を一括でアップロードできる、もしくは利用途中でも一括登録できる機能がほしい
以下をご利用頂くとGoogleドキュメント(スプレッドシート)を基に、Backlogへ課題を一括登録することができます。
[ backlog-template-issue-gas ]
https://github.com/ikikko/backlog-template-issue-gas/wiki
APIを用いる方法もあるそうですが、ノンプログラマーにとっては、このGoogleスプレッドシートを使うのが簡単そうです。
Googleスプレッドシート経由での登録を試す
ikikko/backlog-template-issue-gas
こちらの解説ページに従って、データを作成します。
楽勝です。
検証用Backlogプロジェクトも用意されていますので、登録テストもできます。
データ作成時に注意すべき点
少しだけ落とし穴もあります。
「プロジェクト設定」に登録されていない「カテゴリ」「発生バージョン/マイルストーン」をスプレッドシートに指定しても、無視されます。
サンプルとして作成したGoogleスプレッドシートです。
カテゴリ「買い物」、マイルストーン「ダイエット」を指定しています。
「買い物」、「ダイエット」は「プロジェクト設定」に登録していません。
Googleスプレッドシート経由での登録後、課題を開いてみますと、「カテゴリ」「発生バージョン/マイルストーン」が空となっています。
このように、「プロジェクト設定」に登録されていない「カテゴリ」「発生バージョン/マイルストーン」をスプレッドシートに入力しても、課題には登録されず、無視されてしまいます。
解決方法
一括登録する前に、「プロジェクト設定」を開き、「カテゴリ」「発生バージョン/マイルストーン」を作っておく。
おかげさまで一括登録ができまして、時短に成功しました。
プログラムを書かずとも、用意されているツールで自動化できるのです。
Googleスプレッドシートの、もう一つの利点
課題を考える際に、スプレッドシートへ書き連ねることで、課題の整理もできました。
プロジェクト全体も見渡しやすくなります。
自動化できるところは自動化して、無駄な工数を減らしていきたいと思います。