16
3

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

【Laravel】Collectionで使用できるメソッドの返り値

Posted at

返り値(戻り値)ってみんな覚えてるの・・・?

LaravelのCollectionを扱っていると、

「あれ、このメソッドの返り値ってなんだっけ・・・」
「データがない時ってエラーになるんだっけ・・・あ、コレクション型だ」

という場面が往往にしてあります。
公式ドキュメントに載っていなかったり、コードヒントなどで一々確認したり、実際にコードを書いてみたりしていましたが、まとまったドキュメントがあれば整理しやすいな〜と思い下記にまとめてみます。

Laravel10の公式ドキュメントや実コードを元にまとめています。

よく使うCollectionのメソッドの返り値

メソッド 説明 データ存在時の返り値 データが存在しない時の返り値
all コレクションの元の配列表現を返します。 array array
get 指定されたキーのアイテムを返します。キーが存在していない場合はnullを返します。 mixed (値) null
pluck 指定したキーの全コレクション値を取得します。 Collection 空のCollection
only コレクション中の指定したアイテムのみを返します。 array array (指定キーがない場合、空配列)
except キーにより指定したアイテム以外の全コレクション要素を返します。※exceptの正反対の機能はonly Collection Collection
first (条件に合う)コレクションの最初の要素を返します。 mixed (値) null
firstOrFail 結果が見つからない場合にItemNotFoundException例外を投げる以外、firstメソッドと同じです。 mixed (値) ItemNotFoundException
count コレクションのアイテム数を返します。 int 0
values キーをリセット後、連続した整数にした新しいコレクションを返します。 Collection 空のCollection
sort コレクションをソートします。 Collection Collection
sortBy 指定したキーでコレクションをソートします。 Collection Collection
isEmpty コレクションが空の場合にtrueを返します。そうでなければfalseを返します。 bool bool
max 指定したキーの最大値を返します。 mixed (値) null
min 指定したキーの最小値を返します。 mixed (値) null
search コレクションを検索し、指定値が見つかった場合はそのキーを返します。見つからない場合はfalseを返します。 int (キー) false
toArray コレクションをPHPの「配列」へ変換します。 array array
unique コレクションの重複を取り除いた全アイテムを返します。 Collection Collection
where 指定したキー/値ペアでコレクションをフィルタリングします。 Collection 空のCollection
collect コレクション中の現在のアイテムを利用した、新しいCollectionインスタンスを返します。 Collection Collection
concat 指定したarrayまたはコレクションの値を別のコレクションの最後に追加します。 Collection Collection
duplicates コレクション中の重複値を返します。 Collection 空のCollection
each コレクション内のアイテムを反復処理し、各アイテムをクロージャに渡します。 Collection Collection
forget キーによりコレクションのアイテムを削除します。※呼び出し元のコレクションを更新する void void
groupBy 指定したキーによりコレクションのアイテムをグループ化します。 Collection 空のCollection
has 指定したキーがコレクションに存在しているかを調べます。 bool bool
implode コレクション内のアイテムを結合します。 string string
last 指定したテストをパスしたコレクションの最後のアイテムを返します。 mixed (値) null

参考

16
3
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
16
3

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?