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【脱Excel禁止令】現場が愛するExcelはそのままに、裏側だけn8nとAIで「全自動化」するズルいDX術 📊🤖

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こんにちは😊
株式会社プロドウガ@YushiYamamotoです!
らくらくサイトの開発・運営を担当しながら、React.js・Next.js専門のフリーランスエンジニアとしても活動しています❗️

この記事は Excel業務をDX化したい。あなたならどうする? by MESCIUS Advent Calendar 2025 の参加記事です🎄

「Excel業務をDX化して!」
そう言われた時、エンジニアの私たちはついこう考えがちです。

「Excelなんてやめて、全部Webアプリに作り変えましょう!」

しかし、これは敗北への第一歩です。
なぜなら、現場の人たちはExcelが大好きだからです。あの柔軟なUI、慣れ親しんだ操作感……これを奪うDXは、現場の抵抗にあって頓挫します。

そこで私は提案します。
「Excel(またはExcelライクなUI)はそのまま残し、裏側の面倒な処理だけをn8nとAIで自動化する」 という、現場にもエンジニアにも優しい「活Excel」のアプローチを。

🏢 よくある「神エクセル」の悩み

例えば、こんな業務フローはありませんか?

  1. 担当者がExcelで「請求書」を作る。
  2. それをPDF化して、メールに添付して送る。
  3. 送った内容を「管理台帳(別のExcel)」に転記する。
  4. 月末に台帳を集計して、Slackで報告する。

このフローのボトルネックは、Excelそのものではなく、「転記」「メール送信」「集計」という手作業 です。

🛠️ 解決策:Excelを「入力インターフェース」として使う

Excel(またはGoogleスプレッドシート)を「データベース」ではなく「UI」として定義し直します。
そして、裏側の処理を n8n に任せます。

アーキテクチャ

🤖 n8n × AI で「入力ミス」も自動修正

さらに、n8nの途中に AI(ChatGPT) を挟むことで、Excelの弱点である「入力揺れ」も吸収できます。

  • 担当者: 「株式会社 〇〇」と入力したり、「(株)〇〇」と入力したりバラバラ。
  • n8n (AI): 「表記を統一して、法人番号を国税庁APIから取得して付与する」

これを自動で行えば、Excel側でガチガチに入力規則を設定する必要もありません。

💡 Webアプリ化するなら「SpreadJS」が最強

もし、Excelファイルでの運用に限界を感じてWebシステム化する場合でも、UIは 「SpreadJS」 を使うのが正解です。

なぜなら、「Excelと全く同じ操作感」 をブラウザ上で再現できるからです。
現場のユーザーは「新しいシステムの使い方がわからない!」と文句を言うことなく、いつものようにセルに入力するだけ。
でも裏側では、ReactやNext.jsがしっかりデータを管理し、n8nが業務を回している。

これこそが、「誰も不幸にならないDX」 の最適解ではないでしょうか。

まとめ

  • 「脱Excel」を急ぐな。「活Excel」から始めよう。
  • 面倒な「転記・送信・集計」は、n8n に丸投げしよう。
  • どうしてもシステム化するなら、SpreadJS で「実質Excel」なUIを提供しよう。

技術で現場を殴るのではなく、技術で現場に寄り添う。
そんな優しいDXを、2025年は進めていきましょう!📊✨

最後に:業務委託のご相談を承ります

私は業務委託エンジニアとしてWEB制作やシステム開発を請け負っています。最新技術を活用したレスポンシブなWebサイト制作、インタラクティブなアプリケーション開発、API連携など幅広いご要望に対応可能です。

「課題解決に向けた即戦力が欲しい」「高品質なWeb制作を依頼したい」という方は、お気軽にご相談ください。一緒にビジネスの成長を目指しましょう!

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