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FeatureFlagを使った機能のE2Eテスト

Last updated at Posted at 2023-12-14

この記事はZOZOアドベントカレンダー Series5 15日目の記事です。

アウトカムをどんどん出していくためにFeatureFlagを活用しているチームは多いと思います。

簡単に機能をON/OFFできる仕組みは有用ですし、なにより安心してリリースできるのがいいですよね。

困った点としてはE2Eテストをどうするか?

リリース時にONして、不具合が出たらすぐOFFできるようにしたいと言ったケースもあるため、E2EテストではOnのときのテストとOffのときのテストを両方やっておきたいですよね。

ただ、どうやって切り替えるのかが問題です。

自分たちのチームでは、E2Eテストを3つに分けました。

  1. FeatureFlagを使っていない機能のテスト
  2. FeatureFlagをONにしてFeatureFlagを使っている機能のONときのテスト
  3. FeatureFlagをOFFにしてFeatureFlagを使っている機能のOFFときのテスト

といった感じです。結果は最後にマージして出力します。

また、自分たちは、AWSのAppConfigを使っていて、ECSのサイドカーコンテナ経由でFeatureFlagを取得しているので、基本localhostでFlagを取得できます。

そこでローカルでのテストはWireMockを使ってFeatureFlagのモックを活用しています。

WireMockでは、スタンドアロン版とJunit組み込み版がありますので、E2EテストするときはJunitの組み込み版を、ローカルで開発しているときはスタンドアロン版と使い分けることでFeatureFlagのON/OFFの開発が容易にできるようになります。

ぜひご活用ください。

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