はじめに
リアルタイムでリソースの状況を監視するツールを探していて、netdataを見つけました。
githubで公開されているツールで、めちゃくちゃお手軽に使えたので紹介します。
- 前提条件
- CentOS 7.2
- PostgreSQLはインストール済みとする
※CentOS以外のOSの手順はgithubを確認してください。
1.netdataのインストール
# yum install zlib-devel libuuid-devel libmnl-devel gcc make git autoconf autogen automake pkgconfig
インストール作業はroot権限で行います。
# git clone https://github.com/firehol/netdata.git --depth=1
# cd netdata
# ./netdata-installer.sh
これでインストールは完了。
あとはnetdata起動するだけです。
2.netdataを起動する
以下のコマンドを実行します。
# systemctl start netdata.service
3.ブラウザから接続
ポート19999でnetdataが起動しているので、ブラウザから以下にアクセスします。
http://<IPアドレス>:19999/
こんな画面が出てきます。なんか、かっこいい!
続いて、PostgreSQLのリソース利用状況について確認してみます。
4.PostgreSQLのリソース利用状況確認
PostgreSQLを起動し、pgbenchで負荷を掛けてみます。
$ pg_ctl start $PGDATA
$ pgbench -i postgres -s 10
負荷を掛け始めてから、netdataの「Applications」の項目を見てみると・・・
おぉすごい!たしかにpgbenchを動かしていた間、色々と変化しているのが見えます。
補足
ここで監視対象を設定しているみたいです。
デフォルトではMySQLとMariaDBとPostgreSQLが登録されていました。
/etc/netdata/apps_groups.conf
・・・
# database servers
sql: mysqld* mariad* postgres*
・・・
さいごに
netdataでは他にも色々モニタリングできるらしいので、もう少し触ってみようと思います。