はじめに
- 以前、AWSのLightsailにWordPressを導入して、Webサイトを構築しました。
- 今回は、構築したWebサイトで使用するドメインを
Route53
に追加しました。 - その時の手順を備忘録としてまとめました。
- お名前.comで取得したドメインを使用します。
動作環境
- macOS Catalina 10.15.4
1. Route53コンソールでの作業
- AWSコンソールへアクセスして、サインインします。
-
サービスを検索する
にRoute 53
と入力します。 -
Route53
コンソールへアクセスします。
- 今回は、お名前.comで既にドメインを取得しているので、
DNS管理
の今すぐ始める
をクリックします。
-
ホストゾーンの作成
をクリックします。
- ホストゾーンの一覧が表示されます。
-
ホストゾーンの作成
をクリックします。
- 下記項目を入力します。
-
ドメイン名
:お名前.comで取得したドメイン
-
コメント
:空のままでOK -
タイプ
:パブリックホストゾーン(デフォルト)
-
-
作成
をクリックします。
- 作成したドメインに対して2件のレコード(
NS
とSOA
)が作成されます。 -
NSレコード
の値
に表示されている4件のアドレスをコピーしておきます(お名前.comでのネームサーバー変更作業で使用します)。 -
レコードセットの作成
をクリックします。
- 下記項目を入力します。
-
名前
:origin
(後にHTTPS化するため、サブドメインを設定しました。空でもOKです) -
タイプ
:A-IPv4アドレス(デフォルト)
-
エイリアス
:いいえ(デフォルト)
-
TTL(秒)
:300(デフォルト)
-
値
:WordPressインスタンスのパブリックIPアドレス
-
ルーティングポリシー
:シンプル(デフォルト)
-
-
作成
をクリックします。
- グリッド内に
Aレコード
が作成されます。 - 合計3件(
A
とNS
とSOA
)のレコードが表示さていることを確認します。
- 以上で、Route53コンソールでの作業は、完了です。
2. お名前.comでの作業
-
お名前.comにアクセスして、ログインします。
- 対象のドメインを選択します。
-
ネームサーバー
のその他
をクリックします。
- ネームサーバーの変更を行います。
ドメインの選択
で対象ドメインにチェックを入れます。 -
ネームサーバーの選択
でその他
をクリックします。 -
その他のネームサーバーを使う
にチェックを入れて、下記項目を入力します。-
ネームサーバー1
:Route53で作成したNSレコードの値(1件目のアドレス)
-
ネームサーバー2
:Route53で作成したNSレコードの値(2件目のアドレス)
-
ネームサーバー3
:Route53で作成したNSレコードの値(3件目のアドレス)
-
ネームサーバー4
:Route53で作成したNSレコードの値(4件目のアドレス)
-
-
確認
をクリックします。
-
OK
をクリックします。
- 以上で、お名前.comでの作業は、完了です(実際に変更反映が完了するまで、数十分〜数時間かかる場合があります)。
3. ドメイン設定の確認
- Macの
ターミナル
を起動し、下記のコマンドを実行します。 -
ドメイン名
は、お名前.comで取得したドメイン
に置換えて下さい。
bash
dig ドメイン名 ns