はじめに
- 以前、AWSを勉強するため、AWSアカウントを作成しました。
- 今回は、AWSの
Lightsail
を使って仮想サーバを立て、WordPress
を導入してみました。 - その時の手順を備忘録としてまとめました。
動作環境
- macOS Catalina 10.15.4
1. Lightsailの導入
-
AWSコンソールへアクセスし、サインインします。
-
ソリューションの構築
の仮想サーバを使用して構築する
をクリックします。
-
Amazon Lightsail
のページが表示されます。 -
インスタンスの作成
をクリックします。
- 下記項目を設定します。
- SSHキーペアを作成(変更)します。
- 下へスクロールして、
SSHキーペアの変更
をクリックします。
-
SSHキーペアマネージャー
が開きます。 -
新規作成
をクリックします。
-
作成
をクリックします。
- SSHキー名を入力します。今回は、
aws-lightsail-key
と設定しました。 -
キーペアの生成
をクリックします。
-
キーのダウンロード
をクリックします。
-
aws-lightsail-key.pem
がダウンロードされます。このファイルは、ローカルPCからLightsail
へSSH接続する際に必要になるので、大事に保管しておきます。 -
インスタンスプランの選択
を行います。 - 最小構成(3.5USD/月)にします。
- インスタンス名を入力して、
インスタンスの作成
をクリックします。
-
Lightsail
のホームに戻り、インスタンスが作成されていることを確認します。 - コンソール内のWordPressインスタンスIPアドレスにアクセスしてみます。
-
Hello world!
が表示されればOKです。
- 以上で、Lightsailの導入は、完了です。
2. 静的IPアドレスの付与
- 現状でも外部から接続可能な
動的IPアドレス
が付いていますが、インスタンスを再起動すると変わってしまいます。そこで安定的な静的IPアドレス
を付与します。 -
Lightsail
のホームへアクセスします。 -
ネットワーキング
の静的IPの作成
をクリックします。
-
インスタンスへのアタッチ
において、先ほど作成したインスタンスを選択します。 -
静的IPの指定
を行います。とりあえずデフォルトのStaticIp-1
のままにしておきます。 -
作成
をクリックします。
-
静的パブリックIPアドレス
が表示されるので、アクセスしてみます。
-
Hello world!
が表示されればOKです。
- 以上で、静的IPアドレスの付与は、完了です。
3. WordPressへのログイン
3-1. パスワードの取得
-
WordPress
のパスワードは、インスタンス内のファイルに記述されており、SSH接続しないと確認できません。先ほどダウンロードしたSSHキーを用いて、ローカルPCからLightsail
インスタンスにSSH接続します。 -
ダウンロードした
aws-lightsail-key.pem
を Macの~/.ssh
に移動しておきます。 -
Macの
ターミナル
を起動します。下記のコマンドを実行して、SSHキーのパーミッションを変更します。
bash
chmod 600 ~/.ssh/aws-lightsail-key.pem
- SSH接続を行います。
ユーザー名
とパブリックIP(静的IPアドレス)
は、Lightsail
コンソール内で確認できます。 - デフォルトユーザー名は、
bitnami
です。
-
ターミナル
で下記のコマンドを実行します。パブリックIP
は、環境に応じて置換えて下さい。
bash
ssh -i ~/.ssh/aws-lightsail-key.pem -l bitnami パブリックIP
bash
ls # カレントディレクトリを表示
# => apps bitnami_application_password bitnami_credentials htdocs stack
less bitnami_application_password # ファイル内を表示