Git基礎 基本コマンド

Gitとは

• ファイルのバージョンを管理するために用いる

ローカルは３つのエリアに分かれている

• ワークツリー (ファイルを変更する作業場)

↓ git add 追加

• ステージ (コミットする変更を準備)

↓ git commit コミット

• リポジトリ (スナップショットを記録)

Gitのデータ構造のまとめ

• リポジトリに「圧縮ファイル」 「ツリー」 「コミット」 ファイルを作成することでデータを保存している
• コミットが親コミットを持っているので変更履歴を辿れる
• Gitの本質はデータを圧縮して、スナップショットで保存していること

基本コマンド

git add

ステージングに追加

• git add [ファイル名]
• git add . 　　(すべての変更を追加)

git commit

リポジトリに追加　　→　いつ誰がなんのために追加したのかの情報がついてくる

• git commit
• git commit -m "メッセージ"
• git commit -v 　(変更したコードの内容も見える)

commit　メッセージの書き方

• 簡単に書くとき

  • 一行で簡潔に書く

• 正式に書くとき (チームでコードを書くなら)

  • １行目　変更内容の要約
  • 2行目 空行
  • 3行目 変更した理由

• プレフィックスをつける　(レビューがやりやすい)

  • 参考Qiitaページ

git status

• 主にgit add, git commit 前に確認する
• 変更されたファイルを確認してくれるコマンド

git diff

どんな変更をしたのか確認をするコマンド

• git add 前に行う
  • git diff
  • git diff <ファイル名>
• git add 後に行う
  • git diff --staged

git log

変更履歴を確認する

git logを実装したらqで元に戻れる

• git log

• git log --oneline

  • 一行で変更履歴を表示する

• git log -p <ファイル名>

  • ファイルの変更差分を表示する

• git log -n <コミット数>

  • 表示するコミット数を制限する
    

git rm <ファイル名>

ファイルの削除を記録

• リポジトリとローカルのファイルごと削除

  • git re <ファイル名>
  • git re -r <ディレクトリ名>

• リポジトリのファイルだけ削除

  • git rm --cached <ファイル名>

git push

ローカルリポジトリの内容をリモートリポジトリに送る

• git push <リモート名> <ブランチ名>

コマンドにエイリアスはつけるべき

付けておくと入力が楽になる

• git config --global alias.ci commit
• git config --global alias.st status
• git config --global alias.br branch
• git config --global alias.co checkout

上記のコマンドで

• git commit = git ci
• git status = git st
• git branch = git br
• git checkout = git co

と同じ意味になる

ワークツリーのファイルへの変更を取り消す

• git checkout -- <ファイル名>
• git checkout -- <ディレクトリ名> // 全変更を取り消す
• git checkout --
  

　ステージした変更を取り消す

• git reset HEAD <ファイル名>
• git reset HEAD <ディレクトリ名> // 全変更を取り消す
• git reset HEAD .

HEAD = 最新のコミット

直前のコミットをやり直す

• git commit --amend
• git reset --soft HEAD^

リモートリポジトリを新規追加する

• git remote add <リモート名> <リモートURL>

リモートから情報を取得する (フェッチ)

• git fetch <リモート名>

リモートから情報を取得してマージする(pull)

• git pull <リモート名> <ブランチ名>

これは下記コマンドと同じこと

• git fetch <リモート名> <ブランチ名>
• git merge <リモート名> <ブランチ名>