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CodeCommitエンドポイントでPrivateサブネットからgit cloneしてみる

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はじめに

  • 今回は
    1. Privateサブネット内にある
    2. EC2インスタンスから
    3. VPCエンドポイントを使って
    4. AWS CodeCommitにアクセスし
    5. リソースをgit clone
  • してみます

構造図

  • Publicサブネット × 1
    • SSHアクセス用の踏み台インスタンス × 1
  • Privateサブネット × 2
    • VPC(CodeCommit)エンドポイントを置くサブネット × 1
    •          〃           を置かないサブネット × 1
      • git cloneをテストする用インスタンス × 1 ずつ

codecommit_endpoint-Page-1.png

つまづきそうなところ

  • セキュリティグループの設定
    • インバウンド、アウトバウンドの設定を理解していないと沼る危険性があります
      • 筆者は時間を溶かしました...
    • 本記事では設定の目的を簡潔に添えているため、理解されていない方は一読することを推奨します
      • また、間違いがありましたらご指摘ください
  • IAMユーザ認証の作成
    • git cloneする際には「ユーザ名」と「PW」を求められます
    • IAMでユーザの認証情報を作成する必要があります
    • ドキュメント(ステップ3)を参考にご作成ください

手順

1. ネットワークを構築する

2. EC2インスタンスを生成する

セキュリティグループ

  • CodeCommit-step-sg(踏み台サーバ用)

    • インバウンド: SSH
      • ローカルPCからのSSHアクセスを許可
    • アウトバウンド: SSH
      • Privateサブネット内のサーバへのSSHアクセスを許可
        スクリーンショット 2021-01-11 20.20.04.png
  • CodeCommit-clong-sg(git cloneテストサーバ用)

    • インバウンド: SSH
      • 踏み台サーバからのSSHアクセスを許可するため
    • アウトバウンド: HTTPS
      • HTTPSによるgit cloneを許可するため(SSHによるgit cloneがしたい場合はSSHを許可)
        スクリーンショット 2021-01-11 20.25.00.png

3. VPCエンドポイントを作成する

  • サービスカテゴリ: AWSサービス

  • サービス名: com.amazonaws.ap-northeast-1.git-codecommit(gitで検索すれば出る)
    スクリーンショット 2021-01-11 20.12.15.png

  • VPC: 10.1.0.0/16

  • サブネット: 10.1.2.0/24

  • Enable DNS name: 有効にする

セキュリティグループ

  • インバウンド: HTTPS
    • Privateサブネット内のサーバからHTTPSアクセスを許可するため
  • アウトバウンド: HTTPS
    • CodeCommitへのgit cloneを許可するため
      スクリーンショット 2021-01-11 20.16.12.png

4. EC2インスタンスにgitをインストールする

  • Privateサブネットのインスタンスに入れていく

  • Amazon Linuxn 2にはExtras Library と呼ばれるパッケージ群が存在

    • インターネットに繋がなくてもgit等をインストール可能
    • 中身はamazon-linux-extrasで確認可能(アウトバウンドにHTTPを追加する必要あり)
  • いざgitを入れていく

    • sudo yum update -y
      • 成功
    • sugo yum install git -y
      • 応答がない...
  • amazon-linux-extrasからyum installするためにはS3エンドポイントを設定する必要がある

    • パッケージはS3に保存されているため

S3エンドポイントを配置する

  • サービスカテゴリ: AWSサービス
  • サービス名: com.amazonaws.ap-northeast-1.s3
  • ルートテーブルの設定: Privateサブネットのルートテーブル

リベンジ

  • sudo yum install git -y
    • 無事にインストール完了

5. CodeCommitにリポジトリを作る

  • リポジトリを作成
    • リポジトリ名、説明: endpoint-test
    • ファイルの作成
      • ファイル名: endpoint-test.text
      • 内容: endpoint-test

6. IAMで「AWS CodeCommit の HTTPS Git 認証情報」を生成

  • IAM
  • ユーザー
    • リポジトリを作成したユーザを選択
    • 「認証情報」タブ
      • 「AWS CodeCommit の HTTPS Git 認証情報」で「認証情報を生成」
      • これがgit cloneの際に要求される「Username」と「Password」になる
        • 保存しておく(取り扱いには注意する)

7. git clone(HTTPS)

  • [CodeCommit]
    • リポジトリ → URLのクローン(HTTPS)
  • [ローカルのターミナル]
    • Privateサブネットのインスタンスにsshアクセス
    • 踏み台サーバを経由
  • [PrivateサブネットのEC2サーバ内]
    • git clone <CodeCommitリポジトリのHTTPS URL>
      • Username, Password: 認証情報を参照して入力
    • codecommit-test1、codecommit-test2のどちらもgit clone可能
  • 完了

おわりに

  • Privateサブネット内のEC2インスタンスからVPCエンドポイントを利用してgit cloneすることができました
  • 理解が浅く不安な点もあるので、ご指摘等ございましたらどしどしコメントください

参考資料

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