はじめに
Washington DCバージョンアップに関して、Employee Center Proで新規追加された機能を紹介します。
参考ドキュメントは以下の通りです。
https://docs.servicenow.com/csh?topicname=ec-add-content-destination&version=washingtondc
Employee Centerにおけるコンテンツとは
Employee Centerにおけるコンテンツとは、従業員向けに提供される情報やリソースです(例:ニュース記事、Rich Contents等)。
コンテンツは従業員の業務を支援し、必要な情報をタイムリーに提供するために作成されます。これらのコンテンツはContent Publishsingといったプラットフォームで管理することができます。Content Publishingにはニュース記事やRich Contents等のコンテンツ作成、編集、公開、削除の機能が含まれています。
新機能概要
Content Destination※で公開期間を設定し、コンテンツ管理者が公開場所に基づいてコンテンツを使用できる期間を選択できるようになります。
※Content Destinationはコンテンツの一つであるニュース記事内にあるページ及びウィジェットインスタンスを定義します。ニュース記事ではデフォルトで以下のContent Destinationが提供されています。
設定方法
- ナビゲーターから[All > Content Publishing > Re-usabale Components > Content Destinations] に移動しCreate Newを選択します
- フォームのフィールドに必要事項を入力し、Submitを押下します
項目 | 概要 |
---|---|
Name | Content Destinationの名前 (例:全てのニュース、注目のニュース等) |
コンテンツの場所 | コンテンツの公開場所を指定します |
ページ | コンテンツを公開するポータルのページを指定します |
ウィジェットインスタンス | ニュース記事を表示する従業員ポータルのウィジェットを指定します |
Active | コンテンツを公開計画で使用できるようにします |
Refine duration | ニュース記事を公開する期間を設定します |
同じContent Publishing 内にあるContent TemplatesにもRefine durationがありますが、Content Destinationで設定された期間がContent Templatesの設定を上書きします。
各種画面
①Content Destination
②Content Template(ニュース記事)
③ニュース記事
終わりに
小ネタになりましたが、コンテンツの宛先ごとで公開期間を設定する方法について紹介しました。
ニュース記事にあるコンテンツごとで公開期間を設定したい際はご活用ください。