これは、IBM Cloud Advent Calendar 2025 7日目の記事です。
IBM Cloud PaaS ベストテンの2025年版
年末の風物詩とも言うべき人気ベストテン。やってきました。
昨年の AIトレンドは今年も続いたのか?今年のトレンドから来年を占う本コーナー。しばしお付き合いください。
IBM Cloud で利用できるサービスの変遷
PaaSでは、どれだけ読み書きしてもIO課金されない「One Rate」というプランが Object Storageに出てきました。AIにおいて学習用のデータを格納する先として非常に多くのお客様に好評をいただいています。年末までに利用開始するとずーっと半額になるキャンペーンが発表されています。ご興味ある方はぜひ!
また今回の集計の対象外であるIaaSですが、AIX/IBMi、Linux on Powerが利用できる Power Systems Virtual Server(略称PVS)の災対機能の充実、使いやすさの拡充に伴い、ご利用いただいているお客様数が増え続けています。
さぁ見てみよう IBM Cloud PaaS 売上ベストテン 2025
集計単位は、対象のサービスの売上です。
もちろん今年も日本のユーザーに絞って集計しています。

なんということでしょう。
毎年ランクインし、2023年の雪辱を果たしたCloud Object Storageを残し他のメンバーが一斉に入れ替わる激アツの結果となりました。集計するツールが変わったのもひとつの要因ではありますが、昨年の watsonx の一大ブームと打って変わり、KubernetesやOpenshiftが利用できるKubernetes Clusterが堂々の一位を獲得。
また、Cloud Logsや Cloud Internet Services、Cloud Monitoring、Log Analysisなどあらゆるシーンで利用されている基本サービスが安定した売り上げを挙げている結果となりました。
また「IBM Cloudと言えばベアメタル」と言われていた時代が一区切りし、KubernetesやOpenshiftがIBM Cloudを代表するサービスであると言ってもよいかも・・・と気づかされる結果です。
一方、利用社数のランキングを見てみると、やはり Object Storage 人気ぶりに改めて納得させられますね。売り上げベストテンと同じく、基本機能がそのまま利用されているからこそ、その数も増えている、ということの表れであると考えられます。

もうすぐベストテンから見る来年の傾向
ベストテン圏外だったけど、年間で上昇トレンドだったサービスをご紹介します。
今年一年間の顕著な動きは、コンテナアプリ開発・リリースに人気を集めているサービス「Code Engine」に、Serverless GPUの選択肢が追加されたことでしょうか。IBM Cloud Databasesも来年からGen2がリリースされてくるとのことで、益々の使いやすさ、安定性の向上が見込まれています。
さらに、IBM Cloudへ専用線で接続している利用者も多い、というのは有名な話ですが、もうすぐベストテンに出てくるくらい上位を占めていたんですね。面白い結果です。
そういえば、IBM Cloudの主要CPUにそろそろ Intel Granite Rapids がラインナップされてくるようです。2025年は、AMD Epycの最新CPUもリリースされ、AIエージェント開発のHPCクラスターとして大口のご利用が始まった、というプレスリリースが打たれました。
また、AI Acceleratorとして、NVIDIA GPUだけでなく、Intel Gaudi3や、AMD MI300などもリリースされ、watsonxだけでなく、Red Hat InstructLab、RHEL AIやOpenshift AIが利用可能となった今後は、これらAI関連のサービスが来年のトレンド入りを果たすことが想像されます。
さて。ここまでお付き合いいただきましてありがとうございました。
いかがでしたでしょうか?ご利用いただいているサービスはランクインしていましたか?
IBM Cloud、来年も目が離せませんね。
