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データカタログにBoxへの接続を作成してみた。(2023年3月作成)

Last updated at Posted at 2023-03-22

Cloud Pak for Data as a Service ( CP4DaaS ) にBoxへの接続を作成してみた。

0.参考リンク

こちらのリンク先の内容を参考に、

SaaS版Cloud Pak for DataのデータカタログにBoxへの接続を登録してみました。

1.Box 内での設定

  • 前提事項
      - Box環境の管理者権限を持っている必要があります。
      - 筆者はBoxの認定SEとしてBox社から検証用環境を借用しており、以下内容では、その検証環境のBoxを使用しています。

1.1.開発者コンソール

1.1.1.カスタムアプリを作成

  • Boxのホーム画面より、画面左下の「開発者コンソール」に移動します。
    スクリーンショット 2023-02-27 18.18.10.png

  • 「マイアプリ」タブから「アプリの新規作成」をクリックします。
    スクリーンショット 2023-02-27 18.20.58.png

  • 「カスタムアプリ」をクリックします。
    スクリーンショット 2023-02-27 18.22.43.png

  • 「サーバー認証(JWT使用)」を選択し、任意のアプリ名を入力して「アプリの作成」をクリックします。
  • ここではアプリ名を、「Qiita-Box-WKC-DEMO」とします。

スクリーンショット 2023-02-27 18.24.28.png


  • 作成されました。
    スクリーンショット 2023-02-27 18.24.58.png

1.1.2.カスタムアプリを設定

  • 「構成」タブをクリックし、「アプリアクセスレベル」の項目では「アプリアクセスのみ」をクリックして選択します。
    スクリーンショット 2023-03-09 0.40.40.png

  • 画面を下方へスクロールし、「高度な機能」でのチェックボックスを2つともチェックします。
    スクリーンショット 2023-03-09 0.42.01.png

1.1.3.公開/秘密キーペアを生成

  • 「公開キーの追加と管理」の箇所で、「公開/秘密キーペアを生成」をクリックします。
    スクリーンショット 2023-03-09 0.43.18.png

  • 二段階認証画面に移行します。登録されている携帯電話にSMSで6桁のコードが表示されるので、それを画面に入力し、「送信」ボタンをクリックします。
    スクリーンショット 2023-03-09 0.47.46.png

スクリーンショット 2023-03-09 0.49.26.png


  • 認証情報を保持したjsonファイルがダウンロードされます。
  • (この画面ではFireFoxを使用していますが、ファイルが上手くダウンロードされない場合は、再度「公開/秘密キーペアを生成」をクリックするとダウンロードされます。
    スクリーンショット 2023-03-09 0.52.07.png

  • ダウンロードされたjsonファイルの内容を確認します。
  • (検証したPCはMACですので、コマンドラインで確認しています)
    スクリーンショット 2023-03-09 0.53.57.png

1.1.4.アプリの承認申請

  • アプリの権限を管理者に対して申請します。
  • 「承認」タブから「確認して送信」をクリックします。
    スクリーンショット 2023-03-09 0.57.09.png

  • アプリの説明を記載して「送信」をクリックします。
    スクリーンショット 2023-03-09 0.58.20.png

スクリーンショット 2023-03-09 0.58.48.png


  • 画面左下の「マイアカウントへ戻る」をクリックします。
    image.png

1.2.管理者コンソール

  • マイアカウント右下から、管理者コンソールに入ります。
    スクリーンショット 2023-03-12 15.15.08.png

スクリーンショット 2023-03-12 15.15.35.png

  • 「アプリ」→「カスタムアプリマネージャー」より、先程開発者コンソールにて申請したカスタムアプリを承認します。
    スクリーンショット 2023-03-12 15.16.50.png

  • 右端の「表示」をクリックします。
    スクリーンショット 2023-03-12 15.18.05.png

  • 画面右上の「承認」をクリックします。
    スクリーンショット 2023-03-12 15.19.31.png

  • 「承認」をクリックします。
    スクリーンショット 2023-03-12 15.19.54.png

  • アプリが承認されました。
    スクリーンショット 2023-03-12 15.21.30.png

  • Box側での設定はこれで終わりです。続いて、CP4D側の設定に入ります。

1.3.登録用エクセルファイルを確認

  • Box内のこのフォルダには、このようなエクセルファイルが格納されています。
    スクリーンショット 2023-03-12 17.06.42.png

1シート目には「Customer Data EU_Shaped」というダミーの個人情報が記載されています。
スクリーンショット 2023-03-12 17.08.46.png

2シート目には「Customer Data US_Shaped」というダミーの個人情報が記載されています。
スクリーンショット 2023-03-12 17.09.05.png

2.CP4DaaS 内での設定

2.1.プラットフォームコネクションでBoxへの接続を作成

  • 新規接続をクリックします。
    スクリーンショット 2023-03-12 15.30.06.png

  • Boxを選択します。
    スクリーンショット 2023-03-12 15.31.17.png

  • 接続名称や説明を入力します。
    スクリーンショット 2023-03-12 15.31.43.png

  • jsonまたはBox側の管理画面から、クライアントIDをコピーします。
    スクリーンショット 2023-03-12 15.34.45.png

  • 「資格情報」の「クライアントID」に貼り付けます。

スクリーンショット 2023-03-12 15.35.17.png

  • 「企業ID」には、EnterpriseIDを入力します。

  • 「秘密鍵」には、PrivateKeyを入力します。

    • (その際、元の文字列では改行コードが[バックスラッシュ][小文字のn]なので、その2文字が連なる箇所は改行します。)
  • 「秘密鍵パスワード」には、Passphreseを入力します。

  • 「公開鍵」にはpublicKeyIDを入力します。
    スクリーンショット 2023-03-12 15.57.07.png

  • 位置と主権、について、現時点(2023年3月)では正式リリースされていませんし、今回の接続についてはデータロケーションルールも使用しませんが、ひとまず操作だけしておきます。

  • ロケーションの選択、をクリックします。
    スクリーンショット 2023-03-12 16.38.35.png

  • データセンターの位置として、ひとまず東京を選択します。
    スクリーンショット 2023-03-12 16.39.02.png

  • データの主権が「Japan」と表記されているので、「確認」をクリックします。
    スクリーンショット 2023-03-12 16.40.45.png

  • 確認済みになりました。
    スクリーンショット 2023-03-12 16.40.59.png

  • すべての情報が入力できた為、画面右上のボタンをクリックして接続を試します。
    スクリーンショット 2023-03-12 16.42.07.png

  • 接続に成功しました。
    スクリーンショット 2023-03-12 16.42.46.png

  • 画面右下の「作成」をクリックして接続を作成します。
    スクリーンショット 2023-03-12 16.48.25.png

  • Boxへの接続が作成されました。
    スクリーンショット 2023-03-12 16.53.41.png

2.後続作業

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