0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

AWS Certified Developer - Associate(DVA)の合格体験記

Last updated at Posted at 2025-06-18

はじめに

先日、AWS Certified Developer - Associate(DVA) を受験し、無事に合格しました!
本記事では、体験記として勉強方法や試験の感想をまとめたいと思います。

image.png

筆者について

受験理由

2025年3月に参加していたAWSのプロジェクトが終了し、次の仕事まで時間が空いたため、会社の指示で資格取得を行いました。恥ずかしながら三か月間、窓際社員で業務に就いてません。(明日から何しよう💦)

試験のスコア

image.png

これまでの最高得点となりましたが、これは簡単だったわけではないと後ほど考察します。

試験履歴

試験名 点数 取得年 合格点
AWS Certified Solutions Architect - Associate(失効) 773 2021/9 720
AWS Certified Security - Specialty 802 2025/3 750
AWS Certified Solutions Architect - Professional 796 2025/5 750
AWS Certified SysOps Administrator - Associate 778 2025/6 720
AWS Certified Developer - Associate 830 2025/6 720

運よく不合格の経験はありません。2021年~2025年まで間が空いた理由は、SAAが難しすぎたので、ほかの資格に挑戦していました。

受験方法

試験詳細はこちら
※こちらは SCS の記事ですが、DVAに読み替えて問題ありません。

  • 受験料:税込み 22,000円
  • 試験時間130分

※自分はSOA合格時に取得した半額クーポンを使ったので、上記の半額になります。

勉強教材

CloudTech、この教材だけを使用しました。90日間コースを利用(自動更新に注意)。長期学習ならUdemyが向いていると感じました。CloudTechの解説リンク(AWS公式マニュアル)は一切読んでません。

なお、2025/6/15のCloudTechの乱により、この教材は現在閲覧できません。
試験日のわずか二日前にアクセス不能となり、言葉も出ませんでした。不合格だったら発狂していたかもしれません。自身は今回の合格で目標は達成したので、契約更新しません。
新教材はまだ契約期間中のため閲覧したところ、受講者が試験合格できる可能性はあるものの、試験合格そのものを最優先とする目的ではないと感じています。

勉強時間

  • 学習期間:6/2 ~ 6/18(11日間)
  • 総学習時間:約80時間

会社で終日学習を行いました。

受験感想

簡単だと聞いていましたが、実際には普通に難しく感じました。確実に正解が分からない問題が18問ありました。

個人的な印象としては、CloudTechだけで学習した場合、合格できるかどうかはギリギリのラインになる可能性が高いと感じました。すべて非採点問題だったのかもしれませんが、全く知らない機能について問われる問題が想像以上に多く、戸惑いました。

800点を超えられたのは、本来は良いことではないのですが、SCS・SAP・SOAで得た知識で対応できた問題がいくつかあったおかげだと思います。

試験内容

試験の詳細については、規則によりお答えできません。

試験対策

  1. 問題集を繰り返し2周しましたが、3周目に入る前に、前述のCloudTechの乱により学習を断念せざるを得ませんでした。他の教材は使用していません。

  2. 問題集で不正解だった箇所はノートにまとめて、繰り返し暗記しました。前述のCloudTechの乱により利用していた問題集が使用できなくなったため、このノートがなければ不合格だったかもしれません。

  3. 不正解の選択肢について、正誤の理由まで深く理解することは行いませんでした。

スキルアップできたか?

試験には合格しましたが、Developer試験だったにもかかわらず、開発者向けの機能をしっかり学べた実感がありません。SOAの延長線上で、知識が少し増えただけという印象です。

東京都民ならAWSの学習、試験費用が補助対象に!?

ご存じでしたか?2025年6月から、都民がAWSを学ぶ際に補助金を受けられる可能性があるそうです。条件は東京デジタルアカデミー若手エンジニアコースへの参加で、教材はCloudTechが採用されています。個人的には、この影響でCloudTechが従来の教材公開を急遽停止したのではと予想しています。ただし、ただ資格が欲しい人には向いてないと予想されます。

上位資格(SAP/DOP)まで挫折しない受験戦略

会社では「SAAを取れ」とよく言われていると思われますが、定番資格であるという理由が大きく、実際にはその内容を理解していないまま勧めている人が多いのが現実です。実際、自分の会社ではSAAを取得できずにそこで足踏みしている人もいます。アソシエイトでもSAAは難しいんです!
賛否はあると思いますが、これまでの経験をもとに「挫折せずに上位試験(SAP/DOP)まで合格すること」を目的とした受験順を考えてみました。それは...

  • CLF → SOA → (DVA)→(SAA)→ DOP → SAP
    ※SAAはSAP取得が前提なら必須ではありません。DVAは個人的には取得の価値を感じませんでした。

SAAとSAPは、特に分かりにくい日本語の長文が多く、学習が苦痛に感じる場面が多いです。DOPも同様の傾向があります。

DOPはSOAとDVAの上位資格ではありますが、試験範囲は異なります。そのためSOA/DVAの学習自体には価値があるものの、DOP合格の近道にはなりません(DOPの難易度はCloudTechの問題から判断しました)。

一方で、SAPはSAAと試験範囲がかなり重なるため、SAAをスキップしてSAPを受験するのは現実的です。

なお、転職市場で評価されるのはSAPとDOPなので、アソシエイト資格を飛ばしてこれらを直接目指すのも十分選択肢になります。

AWS試験で最大の障壁は、分かりにくい日本語の長文です。特にSAAとSAPで顕著で、DOPもそれに近い傾向があります。
また、試験に慣れていなければ合格は難しいと思います。ですので、模擬試験にしっかり取り組むことをおすすめします。

最後に

最後までお読みいただき、ありがとうございます。少しでも皆さんの学習の参考になれば嬉しいのですが、教材が閲覧できなくなってしまった今となっては、お役に立てないかもしれません。多くの方にとっては、実技力を磨く前に資格合格を優先する方が多いのが実情ではないでしょうか。

これまで複数のAWS資格を取得してきた中で感じたのは、「アソシエイト資格をすべて取れば、ある程度のシステム構築ができるようになる」という期待に反して、実務で貢献できるレベルにはまだ遠いということです。それがCloudTechが方針を転換した理由の一つなのだと、個人的には共感しています。

Leshar選手優勝おめでとう

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?