基本的人権である表現の自由を制限する行為なので、一般的に合意形成がなされた汎用的なリストというものは存在しません。あくまで、利用規約として公序良俗に反する利用を各サービス提供者が各々の責任のもとで制限しているだけです。
とある団体Aがこれは規制しても良い言葉だと決め、そのとおりに別の団体Bがバリデーションを行った。そのせいで誰かが権利を侵害されたと訴えでた場合、責任を負える団体Aという存在は想像できないでしょう。そのため、おっしゃるとおり各社の責任の上で作ったノウハウということになります。
また、システムの置かれる文脈 (ビジネスなのかもっとフランクな用途なのかなど) によっても、避けるべき用語は異なるはずです。
自分たちで作る場合のベースとしては放送禁止用語のリストなどが考えられますが、公式に放送禁止用語を公開している放送局があるのかはわかりません。さっと調べた限りはソース未提示の怪しい個人ページだけでした。
きちんとしたリストを作ったことのあるコンサルタントやシステムベンダーがいるので、情報提供依頼や提案依頼を出せば、自分たちが再開発することは避けれられるはずです。
が、クリティカルな要件が存在しないかぎり、基本的には運用しながら育てていけば十分な気はします。
ちなみにエロいことばがたくさん乗るのが気が引けるとありますが、それ以上に差別的な言葉が並ぶので、リストをわざわざ楽しんで見る人はいませんし、真面目なリストなんだなぁと思う人が多いはずです。こんなエロい言葉もあるよとプルリク出したら、ちょっと笑われるかもしれませんが。