#Abstract
前回までで、一通りセッティングは終わったので、環境構築をやっていきます。
今回はanyenvの導入と、それを使って各種envを入れていきます。
※ WSL2のUbuntu20.04を使っています。
以下の内容があります。
- anyenvの導入
- PATH通し
- (hoge)envのインストール
- anyenv updateの導入
anyenv導入編
DL
ソースをGitHubからcloneします。
git clone https://github.com/anyenv/anyenv ~/.anyenv
PATH通し
コマンドでもいいのですが、後で楽できるように.bashrcを直接書き換えます。
ちなみに.bashrcを書き換えるのはUbuntu DesktopやWSLの場合です。
bashの場合は.bash_profile、zshであれば.zshrcを変更します。
if [ -e "$HOME/.anyenv" ]
then
export ANYENV_ROOT="$HOME/.anyenv"
export PATH="$ANYENV_ROOT/bin:$PATH"
if command -v anyenv 1>/dev/null 2>&1
then
eval "$(anyenv init -)"
fi
fi
これで書いておけば、rbenvやnodenvを入れた際にもパスが通ります。
ここまで終わればシェルを再起動します。
exec $SHELL -l
確認
anyenv --version
パスが通っていればちゃんとバージョンが出るはずです。
(hoge)envのインストール
準備
anyenv install --init
anyenv-install
のプラグインの準備です。
インストールできるものの確認
anyenv install --list
インストール
# ruby
anyenv install rbenv
# python
anyenv install pyenv
# node
anyenv install nodenv
インストールが終わったら必ずシェルを再起動します。
exec $SHELL -l
アンインストール
anyenv uninstall nodenv
anyenv update
更新が楽になるようにanyenv updateを入れます。
まずはpluginディレクトリを作成
mkdir -p $(anyenv root)/plugins
そこにanyenv updateをcolne
git clone https://github.com/znz/anyenv-update.git $(anyenv root)/plugins/anyenv-update
これで、anyenv update
でanyenv本体と、それに付随するenvをまとめてupdateできます。
バックナンバーと次回予告
初回:WSL導入編
前回:WSL2のセッティング
次回:ruby導入編
参考
anyenvの環境構築 @282Haniwa
WSLでanyenv(nodenv)を入れる。 --遠藤ヒズミの blog