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自作PCにwsl2で開発環境を整える~WSL2のセッティング~

Last updated at Posted at 2021-06-25

Abstract

前回の記事で導入できたUbuntuとWSL2を設定していきます。
タイトルがWSL2のセッティングとなっていますが、ほとんどUbuntuの設定になります。


以下の内容があります。

  • 既定のディストリビューションを設定
  • hostnameの変更
  • パッケージ更新
  • sudoパスワードの省略
  • 日本語化

ディストリビューション

規定値の確認

PowerShellで以下を実行します。

wsl --list --verbose

すると、こんな感じに出てきますが、ここでのついているディストリビューションが既定のものになります。

C:\Users\user> wsl --list --verbose
  NAME            STATE           VERSION
  Ubuntu-20.04    Running         2
* Ubuntu          Stopped         2

なお、初回の起動をしないとリストに表示されないので注意しましょう。

規定値の変更

wsl --set-default Ubuntu-20.04

こうすることで、ファイル名を指定して実行からbashやwslを実行したときなどに、Ubuntu-20.04が起動するようになりました。

ディストリビューションを指定して実行

wsl --distribution <NAME>

ってやれば、指定したディストリビューションを実行できます。

Ubuntuを設定

きっとUbuntuじゃないLinuxディストリビューションでも大丈夫だと思います。

ホスト名変更

Ubuntuにログインすると、user@DESKTOP-HOGEHOGEみたいになっているかと思います。
これだけホスト名が長いと見づらいので、ホスト名を変更します。一般的な以下のLinuxコマンドではエラーを吐きます。

user@host:~$ sudo hostnamectl set-hostname
System has not been booted with systemd as init system (PID 1). Can't operate.
Failed to create bus connection: Host is down

というわけで、windows側でPC自体の名前を変更します。
設定>システム>詳細情報を開き、このPCの名前を変更を押して変更するか、管理者権限で開いたPowerShellで以下を実行します。

Rename-Computer -NewName "<HOSTNAME>"

更新

sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade

sudoパスワードの省略

/etc/sudoers.d/に設定ファイルを配置します。visudoを使ってもいいと思います。

sudo bash -c 'echo "<USERNAME> ALL=(ALL) NOPASSWD: ALL" > /etc/sudoers.d/<USERNAME>'

ロケール設定

一部が日本語化します。してもしなくてもいい気がします。

sudo apt install language-pack-ja
sudo update-locale LC_ALL=ja_JP.utf8

バックナンバーと次回予告

前回:wsl導入編
次回:anyenv導入編

参考

WSL2向けUbuntu20.04の初期設定 @YuukiMiyoshi

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