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DB2DBA: 無料のDB2 Developer Community Editionで個人用検証環境を作ろう

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無料で利用できるDB2としてDB2 Express-Cと90日間限定の評価版が以前から提供されていましたが、2017年6月より新たにDB2 Developer Community Editionというエディションが登場しました。

背景

これまでの2つの無料エディションにはいくつかの制約が設けられていますが、それらのうち特に重要な制約は以下となります。

  • DB2 Express-C

    • 大規模DB、エンタープライズ向けの機能が利用できない
      • pureScaleやBLUはともかく、オンライン再編やテーブル区分化すら制限されている
  • 評価版

    • 利用期間が制限されている

そのため、開発者が大規模DB向けの機能をいつでも気軽に検証するということが難しい状況でした。開発者がほぼ全機能を利用可能なエディションとしてDeveloper Editionが有償で提供されていますが、ライセンス料はかなり高額です(本記事執筆時点で一年あたり$2,270以上)。

Oracleであれば、OTNライセンスで無料で全機能を利用できる状況をうらやましく思っていたものでした。

Developer Community Editionの特徴

DB2 11.1のDeveloper Community Editionには以下の制約があるものの、Developer Editionと同様DB2のほぼ全機能を利用することが出来るようです。

  • プロダクション環境での利用禁止1
  • CPUの4コア制限
  • インスタンスメモリの16GB制限
  • DBサイズの100GB制限
  • サポートが受けられない
  • レプリケーション関連機能とフェデレーションに関して一部制約あり2

つまり、個人の開発環境や自宅でpureScaleやBLUの機能を試してみることも可能になるということです!夢が広がりますね。

DBの100GB制限はやや厳しい制約ですが、プロダクション環境での利用を防止するためにしょうがなかったというところでしょうか。なお、Express-CではDBサイズの上限が15TBであり、プロダクション環境での利用も可能です。

Developer Community Editionは以下のコンポーネントをバンドルしたプロダクトとなっていますが、DB2 Developer-Cのみのインストーラも提供されています。

  • DB2 Developer-C
  • Data Server Manager
  • Data Studio Client

入手方法

以下のページのリンクよりダウンロード可能です。ダウンロードにはIBM IDが必要となります。

利用可能なプラットフォームとして、最近のExpress-Cではサポート対象外となっていたMac OSも追加されています。

インストール

Developer Community EditionのインストールにはDockerが必要となります。また、Windows 10ではHyper-Vも必要です。詳しくはインストーラのダウンロードページにあるIBM Db2 Developer Community Edition Get Started Guideを参照してください。

Developer-Cのみであれば、DockerなしでExpress-Cと同じようにインストールできます。

MacとWinでのインストールを書いてくれている方がいました。

Mac

Win

参考


  1. 正確な条件についてはライセンスを確認ください。 

  2. 各エディションで利用可能な機能の差異に関する詳細な情報は、参考として記載しているKnowledge Centerのページにまとめられているのですが、本記事執筆時点ではDeveloper Community Edition/Developer-Cの記載はありませんでした。Developer Community Editionのライセンスには特に機能の制限に関する記載は書かれていませんでしたが、Developer-C個別のライセンスを確認したところ、これらの機能の利用に一部制約が設けられていることが記載されています。 

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