はじめに
「優しいIT」という理念の基、ITコンサルタントをしている亀井亮介と申します!
現在、仕事では要求分析・要件定義を中心に上流工程をしていますが、プログラムも書きます!
優しいIT活動の一環として「教育用ようにプログラミング可能なPCを安価に提供する」理念の「Raspberry Pi 3(通称ラズパイ)」の紹介をします!
今回は、ロボットアームなどに利用される「サーボモータ」を紹介します!
「ジッ」とモータが鳴るだけでテンションが上がります(笑)
1. 配線の写真
2. ソース servo_motor.py
プログラムの説明は#から始まるコメントに記載しています。
GitHubにソースをアップしているので、お好きにお使いください。
$ git clone https://github.com/RyosukeKamei/raspberrypi3.git
# GPIOを制御するライブラリ
import wiringpi
# タイマーのライブラリ
import time
# 引数取得
import sys
# サーボモータに接続したGPIO端子番号を指定
servo_pin = 18
# サーボモータを動かす角度を指定する
# set_degree = 90 デフォルト
# 引数から値を受け取る
param = sys.argv
set_degree = int(param[1])
print(set_degree)
wiringpi.wiringPiSetupGpio()
# ハードウェアPWMで出力する
wiringpi.pinMode( servo_pin, 2 )
# サーボモータに合わせたPWM波形の設定
wiringpi.pwmSetMode(0)
wiringpi.pwmSetRange(1024)
wiringpi.pwmSetClock(375)
# 指定した角度が動作範囲内の場合のみサーボモータを制御
if ( set_degree = -90 ):
# 角度から送り出すPWMのパルス幅を算出する
move_deg = int( 81 + 41 / 90 * set_degree )
# サーボモータにPWMを送り、サーボモータを動かす
wiringpi.pwmWrite( servo_pin, move_deg )
3. servo_motor.pyを実行
$ sudo python3 servo_motor.py {設定したい角度 -90から90まで}
$ sudo python3 servo_motor.py 90
引数で入力した角度に曲がります。
補足:ラズパイマガジンではソース内部に記載していました。コメントアウトしています。
4. プログラミングするときに便利なこと
ラズパイを直に操作している方には関係ありません。
Macでラズパイを操作したい方向けです。
当方は、Macでソースを書いて、そのままラズパイに保存し、実行もMacから行います。
(ディスプレイがないのです…)
そのためには、AFPを利用しています。設定方法は
Raspberry Pi 3インストール→無線LAN→日本語入出力→Macから操作
の
「6. AFP設定」
を参照してください!
SFTPなどでわざわざファイルアップロードする必要もなく便利です!
Windowsの方はSambaをインストールすれば似たようなことができるはずです!
サイトマップ
Raspberry Pi 3 (ラズパイ)セットアップ
Raspberry Pi 3インストール→無線LAN→日本語入出力→Macから操作
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