はじめに

「優しいIT」という理念の基、ITコンサルタントをしている亀井亮介と申します！
現在、仕事では要求分析・要件定義を中心に上流工程をしていますが、プログラムも書きます！
優しいIT活動の一環として「教育用ようにプログラミング可能なPCを安価に提供する」理念の「Raspberry Pi 3（通称ラズパイ）」の紹介をします！
今回は、磁石スイッチの制御を検出します。
ラズパイマガジン-2016年6月号特集1 アキバの人気パーツ配線図ベスト17 ⑤磁石スイッチを参考にしています。
磁石で入力制御をできると…非接触で制御できるではないか！これは使えそうです！まずは基本から

手順

配線
プログラム hall_switch.py
プログラムを動かす

1. 配線

配線図は、ラズパイマガジン-2016年6月号特集1 アキバの人気パーツ配線図ベスト17 ⑤磁石スイッチそのままです。

回路の写真を参考までに、こんな感じというイメージになれば

テキスト版

ラズパイ 2番ピン(5V) - 磁気スイッチ VDD(5V)
ラズパイ 11番ピン(GPIO17) - 抵抗1kΩ - 磁気スイッチ OUT
ラズパイ 6番ピン(GND) - 磁気スイッチ GND

2. プログラム hall_switch.py

プログラムもラズパイマガジン-2016年6月号特集1 アキバの人気パーツ配線図ベスト17 ⑤磁石スイッチを参考にしました。ほとんどそのままです。

GitHubにソースをアップしているので、お好きにお使いください。

gitでcloneする

$ git clone https://github.com/RyosukeKamei/raspberrypi3.git

hall_switch.py

# GPIOを制御するライブラリ
import wiringpi
# タイマーのライブラリ
import time

# GPIO端子の設定
hall_switch_pin = 17

# GPIO出力モードを1に設定する
wiringpi.wiringPiSetupGpio()
# GPIOを入力モード(0)にする
wiringpi.pinMode(hall_switch_pin, 0)
# 入力はプルアップに設定
wiringpi.pullUpDnControl(hall_switch_pin, 2)

while True:
    # GPIO端子の状態を読み込み
    # S極 : 0
    # N極 : 1
    if( wiringpi.digitalRead(hall_switch_pin) == 1 ):
        # 入力が0の時がS極
        print ("South Pole")
    else:
        print ("North Pole")
    # 1秒ごとに検出# 出力が1の時がN極
    time.sleep(1)