はじめに
先日,ROS勉強会#24にて発表してきました.
発表資料はこちら
勉強会では,
ROSCon-JPを盛り上げ,ゆくゆくは本家ROSConの日本開催を目指そう!
そのためにも,日本のROSユーザーは無視できないぞ!と世界中の人に知らしめよう!!
というお話がありました.
日本のROSユーザーはみんなちゃんとテスト通してるぞ!
ってことになれば,多少は影響あると思います(笑)
というわけでroslaunch testやりまくりましょう!!!
ROSにおけるテスト駆動開発
テスト駆動開発って面倒&大変ですよね...
何より,
ROSパッケージの場合,テストコードが書けない,launchするだけのパッケージ
とかたくさんあると思います.
てかむしろそっちの方が多いように思います...
そこで本投稿では,roslaunch test
をindustrial_ci
を介して実行できるようにする方法をご紹介したいと思います.
roslaunch test
のメリット
ROSの開発プロジェクトにおいて,2台以上のPCを用いている場合,圧倒的にroslaunch test
をやっておいたほうが良いです.
というのも,研究室あるあるの
「先輩,何故か僕のPCでは動きません.助けてください!(泣)」
「まじか...」
なんていうトラブルが圧倒的に減ります.
研究室単位でさえこんな状況なので,他は言わずもがなな気がします.
実施までの手順
というわけで,industrial_ci
を使ってroslaunch test
をTravis CI
上で行うところまでの手順を記したいと思います.
なお,本投稿に登場する重要ワードについては本記事最下部の「補足」にリンクを貼っているのでそちらをご覧ください.
- はじめに ← 今ココ
- Travis CI と Github の連携
-
industrial_ci
の導入 -
CMakeLists.txt
の記述方法 - ローカルでのチェック
- 実際のパッケージでの動作例
補足
下記に本投稿に出てくる重要ワードに関する参考リンクを載せておきます.