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Simple Data Integrator (SDI) 実践入門:RDBのデータをファイルへのエクスポート

Last updated at Posted at 2022-05-29

データベースからデータを取得してファイルへのエクスポートの設定方法を説明します。
※CSVファイルを例にして説明します、Excel、JSONファイルの設定方法は類似なので、割愛させてください。

構成図

Source (Oracle)

スキーマ名:HR
テーブル名:EMP

PK カラム名
key_icon.png EMPID NUMBER
EMPNAME VARCHAR2
DEPT_CODE VARCHAR2
BIRTHDAY DATE

設定

コネクション設定

Source DB、Target ファイルへの接続を設定。
設定方法は下記の記事を参照:
RDBコネクション
https://qiita.com/RiCCT/items/787a41bb54277a3b26c2
ファイルコネクション
https://qiita.com/RiCCT/items/73e1a7f2d59736252d68

ソースコネクション名 ターゲットコネクション名
HRMS_ORACLE
CSV_EXPORT

マッピング設定

1 .「新規マッピング」ボタンをクリックしてマッピング設定画面を開きます。

image.png

2 . ソースコネクション、テーブル選択、ターゲットコネクション、ファイル名を設定

image.png

No 項目 説明
1 マッピング名 マッピング名を入力、任意の名前設定できます。システムは名前の重複チェックしていないですが、管理上、ユニークの名前の設定をお勧めします。
2 ソースコネクション HRMS_ORACLEを選択
3 タイプ テーブルを選択
4 ソーステーブル HR.EMPを選択。
※要件に合わせてデータフィルダーを設定、クエリを直接記述することができます。
5 コネクションコネクション CSV_EXPORTを選択
6 CSVファイル名 固定のファイル名と時間形式の文字列を記述できます。
例:EMP{yyyyMMdd}.csvを入力 
参考資料:https://ja.sdi.ricct.com/userguide/mappingtarget/
7 CSV属性 エンコーディング、ヘッダ行ありなし、デリミタ、囲み文字などを設定
8 カラム一覧取得 カラム一覧取得ボタンをクリックしてテーブル定義明細取得

3 . 出力カラムを設定
image.png

No 項目 説明
9 マッピング対象 出力対象のカラムをチェックします。

4 . テスト実行

マッピング実行 ボタンをクリックして、動作確認します。

image.png

No 項目 説明
10 ステータス 実行成功の場合、マッピングを保存して、設定完了。
エラーが発生した場合、詳細画面でエラー内容を確認した上対応します。
11 詳細アイコン 詳細アイコンをクリックしてLOGの詳細参照できます。

CSVファイル出力されているかどうか、ファイル名、ファイルの詳細は期待通りかどうかを確認してください。

5 . 保存

保存 ボタンをクリックして、マッピング設定を保存します。

定期的にファイル出力したい場合、スケジューラーを作成してマッピングを登録します。
スケジューラー設定につきまして、下記のページを参照してください。
https://ja.sdi.ricct.com/userguide/schedule/

以上です。

Simple Data Integrator (SDI) 実践入門

参考資料

SDI日本語公式サイト
SDI English Official Website
SDIマップイング設定

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