データベースからデータを取得してファイルへのエクスポートの設定方法を説明します。
※CSVファイルを例にして説明します、Excel、JSONファイルの設定方法は類似なので、割愛させてください。
構成図
Source (Oracle)
スキーマ名:HR
テーブル名:EMP
PK | カラム名 | 型 |
---|---|---|
EMPID | NUMBER | |
EMPNAME | VARCHAR2 | |
DEPT_CODE | VARCHAR2 | |
BIRTHDAY | DATE |
設定
コネクション設定
Source DB、Target ファイルへの接続を設定。
設定方法は下記の記事を参照:
RDBコネクション
https://qiita.com/RiCCT/items/787a41bb54277a3b26c2
ファイルコネクション
https://qiita.com/RiCCT/items/73e1a7f2d59736252d68
ソースコネクション名 | ターゲットコネクション名 |
---|---|
HRMS_ORACLE |
CSV_EXPORT |
マッピング設定
1 .「新規マッピング」ボタンをクリックしてマッピング設定画面を開きます。
2 . ソースコネクション、テーブル選択、ターゲットコネクション、ファイル名を設定
No | 項目 | 説明 |
---|---|---|
1 | マッピング名 | マッピング名を入力、任意の名前設定できます。システムは名前の重複チェックしていないですが、管理上、ユニークの名前の設定をお勧めします。 |
2 | ソースコネクション | HRMS_ORACLEを選択 |
3 | タイプ |
テーブル を選択 |
4 | ソーステーブル | HR.EMPを選択。 ※要件に合わせてデータフィルダーを設定、クエリを直接記述することができます。 |
5 | コネクションコネクション | CSV_EXPORTを選択 |
6 | CSVファイル名 | 固定のファイル名と時間形式の文字列を記述できます。 例: EMP{yyyyMMdd}.csv を入力 参考資料:https://ja.sdi.ricct.com/userguide/mappingtarget/ |
7 | CSV属性 | エンコーディング、ヘッダ行ありなし、デリミタ、囲み文字などを設定 |
8 | カラム一覧取得 |
カラム一覧取得 ボタンをクリックしてテーブル定義明細取得 |
No | 項目 | 説明 |
---|---|---|
9 | マッピング対象 | 出力対象のカラムをチェックします。 |
4 . テスト実行
No | 項目 | 説明 |
---|---|---|
10 | ステータス | 実行成功の場合、マッピングを保存して、設定完了。 エラーが発生した場合、詳細画面でエラー内容を確認した上対応します。 |
11 | 詳細アイコン | 詳細アイコンをクリックしてLOGの詳細参照できます。 |
CSVファイル出力されているかどうか、ファイル名、ファイルの詳細は期待通りかどうかを確認してください。
5 . 保存
保存
ボタンをクリックして、マッピング設定を保存します。
定期的にファイル出力したい場合、スケジューラーを作成してマッピングを登録します。
スケジューラー設定につきまして、下記のページを参照してください。
https://ja.sdi.ricct.com/userguide/schedule/
以上です。
Simple Data Integrator (SDI) 実践入門