CSVファイルからRDBへのデータインポートの設定方法を説明します。
※CSVファイルを例にして説明します、Excel,JSONファイルの設定方法は類似なので、割愛させてください。
構成図
Source(CSV)
ファイル名:EMP.csv
エンコーディング:UTF-8
EMPID,EMPNAME,DEPT_CODE,BIRTHDAY
1,日本 太郎,0001,11/15/1998 00:00:00
2,世界 花子,0002,05/24/2001 00:00:00
Target(Oracle)
スキーマ名:HR
テーブル名:EMP
PK | カラム名 | 型 |
---|---|---|
EMPID | NUMBER | |
EMPNAME | VARCHAR2 | |
DEPT_CODE | VARCHAR2 | |
BIRTHDAY | DATE |
設定
コネクション設定
Source DB、Target ファイルへの接続を設定。
設定方法は下記の記事を参照:
RDBコネクション
https://qiita.com/RiCCT/items/787a41bb54277a3b26c2
ファイルコネクション
https://qiita.com/RiCCT/items/73e1a7f2d59736252d68
ソースコネクション名 | ターゲットコネクション名 |
---|---|
CSV_IMPORT |
HRMS_ORACLE |
マッピング設定
1 .「新規マッピング」ボタンをクリックしてマッピング設定画面を開きます。
2 . ソースコネクション、ファイル名を設定,ターゲットコネクション、テーブル選択
No | 項目 | 説明 |
---|---|---|
1 | マッピング名 | マッピング名を入力、任意の名前設定できます。システムは名前の重複チェックしていないですが、管理上、ユニークの名前の設定をお勧めします。 |
2 | ソースコネクション | CSV_IMPORTを選択 |
3 | CSVファイル名 |
EMP.csv を選択 |
4 | CSV属性 | エンコーディング:UTF-8 ヘッダ行あり をチェック デリミタ、囲み文字などは自動判別なので、指定する必要がありません。 参考資料:https://ja.sdi.ricct.com/userguide/mappingsource/#csv |
5 | ターゲットコネクション | HRMS_ORACLETを選択 |
6 | テーブル |
HR.EMP を選択 |
7 | カラム一覧取得 |
カラム一覧取得 ボタンをクリックしてテーブル定義明細取得 |
3 . 出力カラムを設定
No | 項目 | 説明 |
---|---|---|
9 | マッピング対象 | 出力対象のカラムをチェックします。 |
10 | 更新方式 | Mergeを選択。 更新方式についての詳細説明は下記の資料を参照: https://ja.sdi.ricct.com/userguide/mappingtarget/ |
4 . テスト実行
No | 項目 | 説明 |
---|---|---|
11 | ステータス | 実行成功の場合、マッピングを保存して、設定完了。 エラーが発生した場合、詳細画面でエラー内容を確認した上対応します。 |
12 | 詳細アイコン | 詳細アイコンをクリックしてLOGの詳細参照できます。 |
5 . 保存
保存
ボタンをクリックして、マッピング設定を保存します。
定期的にファイルからデータインポートしたい場合、スケジューラーを作成してマッピングを登録します。
スケジューラー設定につきまして、下記のページを参照してください。
https://ja.sdi.ricct.com/userguide/schedule/
以上です。
Simple Data Integrator (SDI) 実践入門