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【Mac】Laravel導入(インストール)

Last updated at Posted at 2020-04-11

【Mac】Laravelを導入(インストール)する手順

今回はPHPのフレームワークLaravelの導入手順について書きます。

Laravel導入で使用したコマンド一覧

先に今回使用したコマンドを一覧にしました。内容が要らない人は、ターミナルで以下のコマンドを実行すれば完了です。

ターミナル
brew install php@7.4
brew install composer
composer global require "laravel/installer”

Laravel導入の手順

Laravel導入に際しては、以下のものを順にインストールする

  1. Homebrew
  2. PHP
  3. Composer
  4. Laravel

1.Homebrewのインストール

※インストール済みならここは飛ばしてください。
まずHomebrewがインストールされているかどうか確認しておきます。ターミナルを開いてbrew -vコマンドを実行しましょう。以下のように表示されていれば、インストール済みです。

ターミナル
brew -v
Homebrew 2.2.11

表示されない場合

表示されない場合は、Homebrewの公式サイトから以下コマンドをコピペして実行してください。
ターミナル
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install.sh)"

2.PHPのインストール

下記質問の回答によると、 PHP はMacにデフォルトでインストール(=プリインストール)されているそうですが、そのままではlaravelをインストールできないとのことです。(バージョンが古いのかもしれない)

Laravel環境構築php-zip(ext-zip)のインストールについて teratail

その為、ここで改めてPHP自体をインストールする必要があります。そのコマンドがbrew install php@7.4(バージョン7.4のPHPをインストールするコマンド)。

ターミナル
brew install php@7.4

実行後、完了までに少し時間がかかります。

完了チェック
ターミナル
php -v

PHP 7.4.4 (cli) (built: Mar 19 2020 20:12:27) ( NTS )
Copyright (c) The PHP Group
Zend Engine v3.4.0, Copyright (c) Zend Technologies
    with Zend OPcache v7.4.4, Copyright (c), by Zend Technologies

PHPのバージョン7. 4. 4がインストールされました。

3.Composerのインストール

次に、フレームワーク(=ライブラリ)であるLaravelを導入するために必要な Composer をインストールします。

Composerとは?

composer とはプロジェクトが必要とするライブラリやパッケージを管理し、それをもとにインストールする機能です。

参照記事 composer まとめ Laravel学習帳

ターミナル
brew install composer

完了チェック
ターミナル
composer -v

   ______
  / ____/___  ____ ___  ____  ____  ________  _____
 / /   / __ \/ __ `__ \/ __ \/ __ \/ ___/ _ \/ ___/
/ /___/ /_/ / / / / / / /_/ / /_/ (__  )  __/ /
\____/\____/_/ /_/ /_/ .___/\____/____/\___/_/
                    /_/
Composer version 1.10.4 2020-04-09 17:05:50

==== 以下省略 ====

composerのバージョン1. 10. 4がインストールされました。

4.Laravelのインストール

Laravelのインストールを行います。

ターミナル
composer global require "laravel/installer"

これでlaravelのインストールは完了しましたが、まだlaravelコマンドを使うことができません。そのためには専用のパスを通しておく必要があります。

4-α. laravelコマンドをターミナルで使えるようにする

まずは、.zshrcファイルを開きましょう。
(OSがMojaveの方は.bashもしくは.bash_profileに変換してください。Catalinaにアップデート済の場合はいずれかをお選びください。)

※ここでは vi(vim)コマンド を使用します。

使用するvi(vim)コマンド

vim ~/.zshrc でファイルを開いた後、使用するコマンドは以下の通りです。
コマンド 説明
i 挿入モードに切り替え
esc 挿入モード終了
:wq 保存して終了

ターミナル
vim ~/.zshrc

以下を入力後、 :wq で保存 ※<ユーザー名>は変更してください 
export PATH="$PATH:/Users/<ユーザー名>/.composer/vendor/bin"

source ~/.zshrc

<ユーザー名>が分からない場合

ターミナルを開いて pwd コマンドを実行してください。Usersの次にあるディレクトリが<ユーザー名>です。
ターミナル
pwd

/Users/<ユーザー名>

これでlaravelコマンドが使えるようになりました。
最後にlaravel -vコマンドを実行して、インストールされたlaravelを確認しましょう。

ターミナル
laravel -v

Laravel Installer 3.0.1

==== 以下省略 ====

Laravelのバージョン3. 0. 1がインストールされていますね。


以上で作業は終了です。
Laravelを使った新規アプリの作成については以下参照記事をご覧ください。

2018年04月29日更新【Laravel入門】プロジェクト作成から起動まで Qiita

最後までお読みいただきありがとうございました。
お疲れ様でした。

補足

補足)4-α でパスを通しておかないと、たとえlaravelをインストールしていたとしても、laravel -vをはじめとするlaravelコマンドを使うことはできませんのでご注意ください。

その他参照記事

2019年09月10日更新 Mac用 Laravelをインストールする Qiita
2019年07月23日更新 ターミナル上で「laravel」コマンドを使えるようにパスを通す Qiita

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