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Java13におけるJavaFXの環境構築

Last updated at Posted at 2020-01-25

概要

MacBookProを購入したためJavaFXの環境構築をしました。

環境

  • java 13.0.2
  • zsh 5.7.1 (x86_64-apple-darwin19.0.0)
  • MacBook Pro (13-inch, 2017, Four Thunderbolt 3 Ports)

手順

  1. Javaのインストール
  2. JavaFXのインストール
  3. 使いやすくする
    4. PATHを通す
    5. ラップする

##Javaのインストール
公式サイトからファイルをダウンロードし、その後インストールします。詳細な指示がサイトに乗っています。

JavaFX

公式サイトのダウンロードページからSDKの方をダウンロードします。そのファイルを、今回は/Library/Java/JavaVirtualMachines/の下で展開しました。
##使いやすくする
この状態でも、例えばコンパイルなら

$ javac --module-path /Library/Java/JavaVirtualMachines/javafx-sdk-13.0.2/lib --add-modules=javafx.controls,javafx.fxml *.java

で、実行できます。
でも長すぎるので、もっと使いやすくしましょう。
###PATHを通す
まずは途中の/Library/Java/JavaVirtualMachines/javafx-sdk-13.0.2/libにPATHを通します。

PATHを通すには設定ファイルを編集する必要があります。今回はzshなので.zshrcを編集します。

~/.zshrc
export PATH_TO_FX=/Library/Java/JavaVirtualMachines/javafx-sdk-13.0.2/lib

上の一行を一番下に加えました。その後ターミナルを再起動もしくは

$ source ~/.zshrc

をターミナル上で実行することで反映させることができます。PATHが通っているかどうかは

$ echo $PATH_TO_FX

の実行結果が、指定した場所になっているかどうかで確認できます。
ここまでやると、

$ javac --module-path $PATH_TO_FX --add-modules=javafx.controls,javafx.fxml,javafx.media *.java

で実行できるようになります。
###ラップする
まだ長いのでラップします。そのためにまずは$HOME/binというディレクトリを用意し、ここにPATHを通すため~/.zshrc

~/.zshrc
export PATH="$PATH:$HOME/bin"

上の一行を加えます。
その後該当ディレクトリに、jfxcjfxの二つのファイルを作製します。

$HOME/bin/jfxc
#!/bin/sh
javac --module-path $PATH_TO_FX --add-modules=javafx.controls,javafx.fxml,javafx.media $@
$HOME/bin/jfxc
#!/bin/sh
java --module-path $PATH_TO_FX --add-modules=javafx.controls,javafx.fxml,javafx.media $@

それぞれ上記のように書き、権限をふっておきます。

$sudo chmod 755 jfxc
$sudo chmod 755 jfx

最後に反映させると実行できるようになります。

$ source ~/.zshrc

##実行方法

コンパイル

$ jfxc *.java

実行

$ jfx (ファイル名)

#追記
1月26日 Audioclipが使えなかったため一部編集しました

#参考
以下の記事を参考にさせていただきました。
Java11でJavaFXを動かす
macでPATHを通す方法
コピペ1分でMacの自作コマンドを作る

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