アナログ波形(5V)をとPORT IN/OUT(5V)を同時に操作可能なWindows GUI
Arduino UNOを使った簡易のADCを使ったオシロスコープとPort入出力を使ったポートアナライザー
(5Vの汎用出力も可能)なツールを作りましたので、使い方含めて下記に記します。
比較的安価で購入できるArduino UNOで簡易測定できて、教育用途などにも使えると思います。
概要
下記2つのツールをまとめたGUIツールとなります。
それぞれのツールでは、Arduino UNO 1台につき、1個しかSerial Portを共有できないため
併用するには、2台のArduino UNOが必要でした。Serial Portを共用で使用するため、タブ切り替えで両方の機能を使うことができます。
Arduino UNOのADCポート(Port A0~5)をGUIでグラフ表示します
https://qiita.com/Nomisugi/items/0c46fea9f80a5673285a
Arduino UNOでInput / Output をGUIでコントロールする
https://qiita.com/Nomisugi/items/c7f404af476ec399e3e9
下記Arduino UNOのAnalog IN専用ポートと PORT IN/OUT専用を両方使うソフトです。
使い方
1 Arduino UNOに Ardipy.inoを書き込む(PortControlerのプログラムと同一)
https://github.com/Nomisugi/Ardipy/blob/master/Ardipy01.ino
2 Ardipy_Combi_AD_PT.exeをダウンロード
https://github.com/Nomisugi/Ardipy/raw/master/bin/Ardipy_Combi_AD_PT.exe
接続成功すると、タブ切り替えで、ADCとPORTの波形が出力されます。
5 Arduino UNOのPort2出力と、ADC0入力を接続して出力波形を測定。
青い線のようにジャンパを接続して測定テスト
(ポート出力がコンフリクトする可能性もありますので注意、ボードが再起動される可能性があります)
ポートを出力に設定して、HIGH/LOWを繰り返し出力
ADC0の測定結果がポートの HIGH/LOWによって切り替わる事が確認できます。
このようにADCとポートを同時に使うことができるようになります。
どこかでスイッチをON/OFFにしてADC測定をするなどの用途に使えるかもしれません。