8
8

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

Cloud Functions for Firebase上でExpressを動かす

Last updated at Posted at 2020-10-23

Cloud Functions for Firebase ってなに?

image.png
データベースへの書き込みやHTTPSリクエストなどのイベントをトリガーにしてコードを実行できる機能であり、サポート言語としては、 Node.js のみとなっています。
※色々やればPythonやGoも使えるらしい(未検証)

firebase コマンドの導入

firebase-toolsとは、Firebaseプロジェクトの管理、表示、デプロイ等ができます。

# firebase toolをインストール
npm install -g firebase-tools

firebase ログイン

ブラウザが起動しポップアップが表示されるので使用したいgooogleアカウントでログイン

firebase login

実際のログイン画面の様子
ezgif-2-f7fa6e6c9e77.gif

Firebaseプロジェクト作成(GUI上)

Firebaseコンソールを開く

まず、コンソール画面にてプロジェクトの追加をクリックします。
図1.png

任意のプロジェクト名を入力して続行を押します。
図1.png

次の画面でも続行を押します。
図1.png

次のような画面が出ればプロジェクトが作成され完了します。
スクリーンショット 2020-10-23 23.45.25.png

プロジェクトを初期化(Firebaseプロジェクト作成)

構築するディレクトリに移動し、firebase initを実行します。
構築するディレクトリに指定はありません。今回はデスクトップ上にexpress_project名前でからディレクトリを作りました。

$ cd Desktop
$ mkdir express_project
$ cd express_project
$ firebase init

以上のコマンドを実行すると次のようなコンソールが出るのでスペースキーで利用するサービスを選択します。
(利用するサービスは複数選択することができます。)
選択し終えたらエンターを押し次へと進みます。
スクリーンショット 2020-10-24 0.02.50.png

先ほど作成したプロジェクトを選択するので Use an existing project を選択します。

? Please select an option: (Use arrow keys)
❯ Use an existing project 
  Create a new project 
  Add Firebase to an existing Google Cloud Platform project 
  Don't set up a default project 

そうすると作成したプロジェクトが表示されるので該当するプロジェクトを選択します。

? Select a default Firebase project for this directory: (Use arrow keys)
❯ express-2c5fa (Express-test) 

どの言語使う?使うか聞かれます。本来であれば静的言語(TypeScript)を使いたいですが、初回なのでJavaScriptを選択します。

=== Functions Setup

A functions directory will be created in your project with a Node.js
package pre-configured. Functions can be deployed with firebase deploy.

? What language would you like to use to write Cloud Functions? (Use arrow keys)
❯ JavaScript 
  TypeScript 

ESLintを使用するか聞かれますが今回はnoで大丈夫なのでそのままEnterを押してください。

? Do you want to use ESLint to catch probable bugs and enforce style? (y/N) 

依存ファイル入れるかを聞かれるのでここではyを入力しEnterを押してください。

? Do you want to install dependencies with npm now? (Y/n) 

最終的に以下のような画面が表示されれば完了です。
スクリーンショット 2020-10-24 0.11.42.png

作業ディレクトリ直下に、functionsディレクトリができており、その中にindex.jsができてるので、それを編集していきます。

$ ls
firebase.json	functions
$ cd functions/
$ ls
index.js		package-lock.json
node_modules		package.json

Expressの導入

・ ExpressはNode.jsのフレームワーク.
・ APIのエンドポイントを手軽に実装できるので便利.

下記コマンドを実行してインストールしていきます。
※引数 --save は依存関係リストに保存することを意味します。

npm install express --save

インストール後の画面はこんな感じです。
スクリーンショット 2020-10-24 0.21.39.png

インストールが終わったらindex.jsを編集していきます。
お使いのエディターでindex.jsを以下のように編集していきます。

// Expressの読み込み
const express = require("express");

const app = express();

app.get('/hello', (req, res) => {
  // レスポンスの設定
  res.send('Hello Express!');
});

// 出力
const api = functions.https.onRequest(app);
module.exports = { api };

自分自身はWebStormを使っているのでこんな感じの画面になります。
スクリーンショット 2020-10-24 0.25.39.png

デプロイ

デプロイしていきます!と言いたいところですが実はnodev10というのが最新ではありますが、有料課金設定を行わなければなりません。なので今回はテストということでnode v8を使っていきます。

しかし注意して欲しいのがNode.js 8が非推奨になり2021年の3月中旬には全面的にサポートされなくなるので本番環境や実サービスなどでは利用しないようにしてください。

functionsフォルダー内のpackage.jsonのenginesの部分を 10 → 8 に書き換えます。

package.json
  "engines": {
    "node": "8"
  },
  "main": "index.js",
  "dependencies": {
    "express": "^4.17.1",
    "firebase-admin": "^8.10.0",
    "firebase-functions": "^3.6.1"
  },
  "devDependencies": {
    "firebase-functions-test": "^0.2.0"
  },
  "private": true
}

そしてデプロイを行います。

firebase deploy --only functions

完了するとこのような画面が出るので発行されたURLをクリックし、Expressが起動するか確認します。
スクリーンショット 2020-10-24 0.40.14.png

アクセスすべきURLは以下のような/apiで終わるURLです。

Function URL (api): https://us-central1-express-2c5fa.cloudfunctions.net/api

※以下のURLの後に/helloをつけるのを忘れないように
スクリーンショット 2020-10-24 0.43.53.png

以下で終了です!お疲れ様でした。

参考にさせていただいた記事

わかる!Firebase ~全てのサービスをおつまみ紹介~ - Qiita
5分でサーバレスを体験! Cloud Functions for Firebase を使ってみよう | SiTest (サイテスト) ブログ
Cloud Functions 最低限(セットアップ+HTTPトリガー) - Qiita
Cloud Functions + ExpressでサーバレスAPIを実装

8
8
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
8
8

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?