初めに

この記事では、自身が開発している「カフェ提案LINE AIボット」のサービスでサーバー監視(Mackerel)を利用するようになり、それに際して個人的に「これはめっちゃ便利だわ！」と本気で感じたメリットをキャプチャ付きで紹介したいと思います。

そもそも「サーバー監視」とは？

サーバー監視とは、Webサービスやアプリケーションが稼働しているサーバーの状態を常時チェックし、問題が発生した際に迅速に対応するための仕組みです。具体的には以下のような項目を監視します：

Mackerelは、「はてなブログ」で有名な「株式会社はてな」が提供するサーバー監視サービスです。
日本語ドキュメントが充実していて、シンプルで分かりやすいダッシュボードや簡単にサーバー監視を始められるのが特徴です。

Mackerelを使うことで、Webサービスの死活監視が簡単に行うことができ、異常があった場合には簡単に通知を送ることができます。実際に次の２つのケースで試してみました。

※ 死活監視 = サーバーやネットワーク機器、システムなどが正常に稼働しているかどうかを外部から継続的に監視すること

サーバーに意図的に高負荷をかけてみたところ、すぐにMackerelからアラートが届きました。アラートの送信先は様々な方法で設定でき、今回はメールとLINE(LINE Notify)に通知が来るようにしてCPUの負荷テストを行いました。

Email	LINE

通知の種類

メンテナンス中にサービスのURLにアクセスできない状況を作り出したところ、即座に通知が来ました。

通知

この通知により、問題が発生した際に迅速に対応することができます。

Mackerelのダッシュボードを使えば、サーバーのリソース使用状況を視覚的に把握できます。
特に良かったのは次の２点です。

CPU & Memory

CPU	Memory

結論、「わかばちゃんと学ぶサーバー監視」という書籍を読めば簡単に内容の把握や導入ができます。
内容はこんな感じです。

不具合を減らすために仕組み化をしていく上で、もしサーバー監視(Mackerel)の技術が必要かもと思ったら、ぜひ手を動かして試してみてもらえればと思います！Mackerelは無料プランもあるので、まずは試してみることをおすすめします！